団地探訪「スターハウス」から「タウンハウス」へ 戦後日本の集合住宅２

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• 講座詳細

  【講座内容】
  マンションやアパート、団地など、私たちの暮らしを支える集合住宅は、どのようにして誕生し、広まっていったのでしょうか？　
  戦前にも同潤会などによるアパートや集合住宅団地はありましたが、広く普及したのは1950年代になってからです。特に団地は、新しいライフスタイルを生み出したことから、1958年には「ダンチ族」という流行語も生まれました。団地はしばしば「羊羹型」「平行配置」「画一的」といった言葉で形容され、均質で単調な印象をもたれていますが、注意深くみるとスターハウスなどの多様なカタチの住棟があり、建物の配置も工夫が凝らされていることがわかります。
  本講座では、初期の団地でつくられたスターハウスの歴史や、配置計画に込められた意図、さらに1980年代に多摩ニュータウンで展開されたタウンハウスやニューモデル中層住宅などについて解説します。
  
  【講座スケジュール】
  第1回 2024年08月20日(火) 14:00〜15:30
  団地の花形：スターハウスの誕⽣と展開（海⽼澤）
  
  15:50〜17:20
  団地の配置計画：コミュニティへの道（志岐）
  
  第2回 2024年08月27日(火) 団地の進化系：タウンハウスとニューモデル中層（松本）

• 備考

  ※27日は14:00〜15:30
  ※本講座は、戦後⽇本の集合住宅〜マンションの源流〜（2021年講座）の第⼆弾として企画しました。
  
  単位数：1単位
  
  ※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
  お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
  
  

• 講師陣

  名前	海老澤模奈人
  肩書き	東京工芸大学 工学部 工学科建築コース 教授
  プロフィール	東京工芸大学工学部工学科建築コース教授、博士（工学）、専門は、近代建築史。著書に、「ジードルンクー住宅団地と近代建築家」（鹿島出版会）、「スターハウス　戦後昭和の団地遺産」（鹿島出版会）他。
  名前	志岐祐一
  肩書き	日東設計事務所、埼玉大学非常勤講師
  プロフィール	日東設計事務所所属。埼玉大学非常勤講師。歴史的建造物の調査、移築、展示、アーカイブなどを行う。著書に、「四谷コーポラス 日本初の民間分譲マンション1956-2017」(鹿島出版会)、「世界一美しい団地図鑑」(エクスナレッジ)他
  名前	松本真澄
  肩書き	東京都立大学 都市環境学部建築学科 助教
  プロフィール	東京都立大学都市環境学部建築学科助教。研究テーマは、単身者・女性・高齢者の居住、計画住宅地の生活環境など。著書に、「多摩ニュータウン物語」(鹿島出版会)「奇跡の団地阿佐ヶ谷住宅」(王国社)他