学内講座コード:140413
この講座について質問する※現在、この講座の申し込みは
行っていません。
主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
イタリア・ルネサンス美術 都市と美術 ー北イタリアの場合ー
申し込み締切:
2022年01月10日 (月) 23:30
開催日時:
1月12日(水)~ 2月 2日(水)/10:40~12:10
入学金:
8,000円
受講料:
11,880円
定員:
45名
講座回数:
4回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 13,662円
補足:
-
【目標】
・北イタリアの都市国家で展開したゴシック期の美術を宮廷との関連から理解する。
・北イタリアにおけるゴシックからルネサンスへの芸術的な転換を理解する。
・14,15,16世紀初頭の宮廷美術を理解する。
【講義概要】
14世紀から15世紀にかけて北イタリアでは、都市国家(領主国家、ヴェネツィア共和国)間で覇権争いや自国の宮廷文化の優越性を喧伝する傾向が強まっていました。画家をはじめとする芸術家たちは、宮廷での仕事で名をあげ、ステップアップのチャンスを狙っていたのです。この講義では北イタリアの3つの都市、ヴェローナ、パドヴァ、トレヴィーゾを中心に取り上げ、その都市の聖堂や宮廷のために描かれた作品を解説し、ゴシック期から初期ルネサンスにかけての絵画の様式の転換を考察します。また、フィレンツェで15世紀初頭に興ったルネサンスの美術革新が、北イタリアにどのように伝搬したのかも、講義では触れるつもりです。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 1/12(水) ヴェローナ
第2回 2022/ 1/19(水) パドヴァ
第3回 2022/ 1/26(水) パドヴァ
第4回 2022/ 2/ 2(水) トレヴィーゾ
【ご受講に際して】
◆本講座は、イタリア・ルネサンス美術に関して専門的な解説を行います。受講に際しては相当に専門的であるということをご留意ください。講座では場合によっては限られた作品に特化して解説することもあり、したがって一般的で有名な作品を次々に眺めて楽しむといったことにはなりません。
◆講座の内容は時に専門的ではありますが、難解で理解が困難といったものではありません。
◆休講が発生した場合の補講日は2月9日を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 髙橋 朋子 |
---|---|
肩書き | 学習院女子大学講師 |
プロフィール | 1952年京都市生まれ。早稲田大学文学研究科西洋美術史専攻。専門分野はルネサンス期のヴェネツィア派の絵画。早稲田大学、学習院大学、埼玉大学、他で非常勤講師を務めた。現在は学習院女子大学で「イタリア文化論」を担当する。主要著書に『ウェヌス―豊穣からエロスへ―』(悠書館)、主要訳書に、ピーター・ハンフリー著『ルネサンス・ヴェネツィア絵画』(白水社)がある。 |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.