学内講座コード:330502
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
哲学の問題
申し込み締切:
2019年10月15日 (火) 23:30
開催日時:
10月17日(木)~11月21日(木)/10:30~12:00
入学金:
8,000円
受講料:
17,820円
定員:
24名
講座回数:
6回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 20,493円
補足:
-
【目標】
・基礎的な問題に対しての哲学知を自分のものにする。
・固定概念、常識に囚われない思考を身に着ける。
・自己の生を反省する契機を持つ。
【講義概要】
ふだん、何気なく普通に思って、問題視していなかったことに対して、これまでの哲学の歴史の中で言われてきたことを紹介し、抽象的な理解ではなく、改めて人生の問題として考え直していきます。
例えば、第1回の「愛について」では、自分と似ているものに対する愛、自分に欠けているものに対する愛、自分を超えるものに対する愛、すなわち、フィリア、エロス、アガペを区別した後、愛に対して再考します。
【各回の講義予定】
第1回 2019/10/17(木) 愛について:自分と似ているものに対する愛、自分に欠けているものに対する愛、自分を超えるものに対する愛について再考します。
第2回 2019/10/24(木) 美または芸術について:どうして、どういうときに美を感じるのか、そして芸術の存在理由・意味はどこにあるのかについて考えていきます。
第3回 2019/10/31(木) 自由について:意思の自由、また市民的・政治的自由についての基本的な考えを紹介し、改めてこの問題を再考します。
第4回 2019/11/ 7(木) 労働と遊びについて:労働とは何か、ハンナ・アレントの区別(労働・仕事・活動)を踏まえて考えると共に、遊びの意義がどこにあるのか、そもそも遊びとは何かを再考します。
第5回 2019/11/14(木) 善悪について:善とは何か、悪とは何か、これまでの哲学説を紹介して、再考します。
第6回 2019/11/21(木) 暴力と権力について:暴力とは何か、何が暴力なのか、当たり前に理解していることについて再考します。また、権力とは何か、国家権力だけが権力なのか、現代思想を踏まえて再考します。
【ご受講に際して】
◆ご自分の問題として考えていけるよう、講師からの話のあとに、具体的なご質問・ご意見をくだされば歓迎です。ただし、お願い・強制ということではありません。
◆テキストは特にありません。参考図書については随時、教室の中で紹介します。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 原 章二 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | パリ大学博士(哲学)。フランス近現代哲学・美学専攻。著書に『加藤一雄の墓』(筑摩書房)、『いのちの美学』(学陽書房)、『人は草である』(彩流社)他、訳書にベルクソン『精神のエネルギー』『思考と動き』(ともに平凡社ライブラリー)他、詩集に『不滅の女』『ソミュールの料理屋で』(ともに七月堂)などがある。 |
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