学内講座コード:330125
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
ミステリーでたどり直す昭和の文学と歴史 ― 乱歩、横溝、清張の世界 読んでから見るか、見てから読むか? ミステリー小説と映画を楽しむ
申し込み締切:
2019年10月23日 (水) 23:30
開催日時:
10月25日(金)~12月 6日(金)/10:30~12:00
入学金:
8,000円
受講料:
17,820円
定員:
24名
講座回数:
6回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 20,493円
補足:
-
【目標】
・探偵小説、推理小説、ミステリー、サスペンスの巨匠とともに昭和の歴史をたどり直す。
・戦前、戦中、戦後の世相をミステリーはどのように描いたのか、考える。
・推理小説の世界はどのように映画化されたのか理解を深める。
【講義概要】
江戸川乱歩、横溝正史、松本清張の作品を取り上げ、昭和期の世相の中で読み直す。これらの巨匠の作品は、メディアミックス(映画化、TV、コミックなど)を通じて広く子供から大人にまで愛されている。特に映画化された名作を鑑賞し、言葉と映像の双方から理解を深めたい。
【各回の講義予定】
第1回 2019/10/25(金) 江戸川乱歩登場:日本に探偵小説ジャンルが成立したのはどのような時代だったのか。昭和モダニズム、エログロナンセンスなどの世相と照らし合わせながら、乱歩の文学を再読する
第2回 2019/11/ 8(金) 江戸川乱歩作品と映画:江戸川乱歩作品は様々に映画化されているが、ここでは「黒蜥蜴」(京マチ子主演)を鑑賞しつつ、解説する
第3回 2019/11/15(金) 横溝正史の変貌:名探偵金田一耕助を生み出した横溝正史の軌跡をたどる
第4回 2019/11/22(金) 横溝正史作品と映画:読んでから見るか、見てから読むか?文学と映画のメディアミックスの歴史を塗り替えた横溝作品の映画を鑑賞しつつ、解説する
第5回 2019/11/29(金) 松本清張と戦後の闇:様々な顔を持つ松本清張であるが、ここでは、日本の敗戦、戦後の世相と社会派推理という視点から再読する
第6回 2019/12/ 6(金) 松本清張作品と映画:幾たびもリメイクされ映像化された松本清張作品の中でも、映画「砂の器」に焦点を当てたい
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 川崎 賢子 |
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肩書き | 立教大学特任教授 |
プロフィール | 立教大学特任教授。専門は日本近代文学・文化・演劇。主著に『もう一人の彼女 李香蘭 / 山口淑子 / シャーリー・ヤマグチ』(岩波書店、2019)『彼等の昭和』(白水社、1994年)、『尾崎翠 砂丘の彼方へ』(岩波書店、2010年)、『宝塚百年を越えて 植田紳爾に聞く』(国書刊行会、2014年)など。 |
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