学内講座コード:230501
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校 (東京都) ]
講座名:
空海とマンダラの思想
申し込み締切:
2019年10月01日 (火) 23:30
開催日時:
10月 3日(木)~12月 5日(木)/15:00~16:30
入学金:
8,000円
受講料:
29,700円
定員:
30名
講座回数:
10回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 34,155円
補足:
-
【目標】
・マンダラに託された空海の思想を読み解きます。
・密教はなぜマンダラを必要としたのか、なぜ思想の視覚化に挑戦したのか、その根本原因を探求します。
・空海のマンダラ思想が日本の精神文化に与えた影響を学びます。
【講義概要】
密教の思想は極めて深遠かつ複雑ゆえに、理解はすこぶる困難です。この難問を密教はマンダラという新しいアイテムを創造することで克服しました。つまりマンダラによって思想の視覚化に成功したのです。また「最高真理は言葉では表現できない」というブッダ以来の大原則をも、マンダラによって突破したのです。その総決算こそ空海と彼が伝えたマンダラにほかなりません。本講座では、空海の著作とマンダラを照らし合わせながら、その思想を読み解きます。
【各回の講義予定】
第1回 2019/10/ 3(木) 後七日御修法とマンダラ
第2回 2019/10/10(木) 密教とマンダラの由来と発展
第3回 2019/10/17(木) 日本のマンダラVS.チベットのマンダラ
第4回 2019/10/24(木) 大日経と胎蔵マンダラの思想
第5回 2019/10/31(木) 金剛頂経と金剛界マンダラの思想
第6回 2019/11/ 7(木) 両部の思想と二つのマンダラ
第7回 2019/11/14(木) 両部の思想から不二の思想へ
第8回 2019/11/21(木) 立体マンダラの思想
第9回 2019/11/28(木) 空海以後のマンダラの思想
第10回 2019/12/ 5(木) 自然を描くマンダラの誕生とその思想
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 正木 晃 |
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肩書き | 慶応義塾大学講師 |
プロフィール | 1953年、神奈川県小田原市生まれ。筑波大学大学院博士課程修了。専門は宗教学(日本仏教・チベット仏教)。文献研究に留まらず、現地調査を実施しチベット・ヒマラヤ地域の調査は20回に及ぶ。高度でありながら誰でも理解できる仏教学を志向。著作は『再興!日本仏教』、『現代日本語訳 法華経』など多数。 |
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