学内講座コード:130503
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
キリスト教における神・人間理解 中世の思想家マイスター・エックハルトの思索を通して考える
申し込み締切:
2019年09月29日 (日) 23:30
開催日時:
10月 1日(火)~12月10日(火)/10:40~12:10
入学金:
8,000円
受講料:
29,700円
定員:
30
講座回数:
10回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 34,155円
補足:
-
【目標】
・ヨーロッパ人の人間観を知ること
・キリスト教の神観を知ること
・宗教とはどんな人間の営みであるかを知ること
【講義概要】
初期キリスト教時代のギリシア教父たちは、人間とはどんな存在としてまた何のために創造されたと考えたか、まずこの問題を旧約聖書の「創世記」にある「アダム創造」の記述を手がかりにして考えてみます。そのあとキリスト教信仰の三位一体論、あるいはキリスト論、受肉論といった基本的理解を簡単に見た上で、そこから形成された初期キリスト教徒のテオーシス(人間神化)思想に注目いたします。さらにその伝統に連なる中世のドミニコ会修道士マイスター・エックハルトの思索を、民衆の言葉である母語ドイツ語によって語られた説教テキスト(講師による邦訳)を手がかりにして考えていきます。宗教哲学の立場から仏教思想にも触れてみたいとも考えています。写真資料もときおりお見せします。
【各回の講義予定】
第1回 2019/10/ 1(火) キリスト教における人間理解1
第2回 2019/10/ 8(火) キリスト教における人間理解2
第3回 2019/10/15(火) キリスト教における人間理解3
第4回 2019/10/29(火) エックハルト・ドイツ語説教講読
第5回 2019/11/ 5(火) エックハルト・ドイツ語説教講読
第6回 2019/11/12(火) エックハルト・ドイツ語説教講読
第7回 2019/11/19(火) エックハルト・ドイツ語説教講読
第8回 2019/11/26(火) エックハルト・ドイツ語説教講読
第9回 2019/12/ 3(火) エックハルト・ドイツ語説教講読
第10回 2019/12/10(火) エックハルト・ドイツ語説教講読
【テキスト・参考図書】
参考図書
『テオーシス―東方・西方教会における人間神化思想の伝統』(教友社)(ISBN:978-4907991401)
『エックハルト説教集』(岩波書店)(ISBN:978-4003381618)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 田島 照久 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 1947年東京生まれ。早稲田大学第一文学部哲学科卒業後、ドイツ・フライブルク大学卒業(マギスター学位取得)。博士(文学・早稲田大学)。専門分野は宗教哲学、宗教学。著書に『マイスター・エックハルト研究』(創文社)、岩波文庫『エックハルト説教集』、『タウラー説教集』(創文社)などがある。 |
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