学内講座コード:110412
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
黒海周辺の美術めぐり―スキタイとトラキアの遺宝をたずねて
申し込み締切:
2019年04月07日 (日) 23:30
開催日時:
4月9日(火)~6月18日(火)/10:40~12:10
入学金:
8,000円
受講料:
29,160円
定員:
30名
講座回数:
10回
講座区分:
前期
その他:
ビジター価格 33,534円
補足:
-
【目標】
・多くの画像を見ながらウクライナのスキタイ美術、及びブルガリアのトラキア美術を考えます。
・スキタイ及びトラキアの遺宝に現れた文様、特に独特の動物文様に注目していきます。
・ウクライナ及びブルガリアの世界遺産を含めた遺跡・建築も随時紹介します。
【講義概要】
紀元前1千年紀に黒海沿岸で活躍した騎馬遊牧民族スキタイとトラキアの美術を、ウクライナ及びブルガリアの現地の美術館および遺跡で撮影した画像とともに見ていきます。ウクライナにおけるスキタイ民族の遺宝、ブルガリアにおけるトラキア民族の遺宝はいずれも黄金遺宝を中心とし、その独特の動物表現に特徴が見られます。その表現様式の起源や変遷を考えるとともに、スキタイ、トラキアそれぞれの美術に多大な影響を及ぼした当時のギリシア文化にも触れていきます。黒海沿岸に造られたギリシアの植民都市の遺跡の画像なども紹介しながら、当時の黒海周辺に展開した文化交流の様子も考えていきたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2019/ 4/ 9(火) 黒海周辺の遊牧騎馬民族について
第2回 2019/ 4/16(火) ウクライナのスキタイ美術ー1
第3回 2019/ 4/23(火) ウクライナのスキタイ美術ー2
第4回 2019/ 5/ 7(火) ウクライナのスキタイ美術ー3
第5回 2019/ 5/14(火) ウクライナ、クリミア半島のギリシア植民地ヘルソネソス遺跡
第6回 2019/ 5/21(火) ブルガリアの黒海沿岸の街ヴァルナ
第7回 2019/ 5/28(火) ブルガリアのトラキア美術ー1
第8回 2019/ 6/ 4(火) ブルガリアのトラキア美術ー2
第9回 2019/ 6/11(火) ブルガリアのトラキア美術ー3
第10回 2019/ 6/18(火) 黒海周辺の騎馬遊牧民族文化の広がり
【テキスト・参考図書】
参考図書
『シルクロード美術展カタログ内容総覧』(芙蓉書房出版)(ISBN:978-4829504703)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 松平 美和子 |
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肩書き | 駒澤大学講師 |
プロフィール | 東京生まれ。東京教育大学芸術学修士課程、筑波大学芸術学博士課程で東西美術交流史を学ぶ。駒澤大学で西域美術史を担当。著書に『シルクロード美術鑑賞への誘い』、編著に『シルクロード美術展カタログ内容総覧』(ともに芙蓉書房出版)がある。 |
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