日本語のニュアンス 類語の意味と語感(自然・人間・感覚・感情・活動)

※現在、この講座の申し込みは
行っていません。

• 講座詳細

  【目標】
  ・分野別に語彙体系を概観する
  ・グループ内の各語の特徴を対比
  ・文学作品の実例でその働きを鑑賞
  
  【講義概要】
  皆まで言うなという寡黙の文化を築いた日本人は、相手の察しを期待するコミュニケーションを展開してきた。その結果、省略表現や婉曲表現を駆使し、豊かな語彙体系をもたらした。数々の類語グループを対象に、意味や語感の微妙な違いを具体例で追いながら、日本語の感性をみがきあげたい。
  
  【各回の講義予定】
  第1回 2019/ 4/ 8(月) 人間に関することば1
  第2回 2019/ 4/15(月) 人間に関することば2
  第3回 2019/ 4/22(月) 人間に関することば3
  第4回 2019/ 5/13(月) 人間に関することば4
  第5回 2019/ 5/20(月) 感覚に関することば
  第6回 2019/ 5/27(月) 感情に関することば1
  第7回 2019/ 6/ 3(月) 感情に関することば2
  第8回 2019/ 6/10(月) 活動に関することば1
  第9回 2019/ 6/17(月) 活動に関することば2
  第10回 2019/ 6/24(月) 活動に関することば3

• 備考

  【ご受講に際して】
  ◆日本語の意味・語感・表現に関心のある方にご受講をお勧めします。
  
  【テキスト・参考図書】
  参考図書
  『日本語　語感の辞典』（岩波書店）（ISBN:978-4000803137）
  『新明解　類語辞典』（三省堂）（ISBN:978-4385136516）
  
  ※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
  お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

• 講師陣

  名前	中村 明
  肩書き	早稲田大学名誉教授
  プロフィール	1935年山形県生まれ。早稲田大学大学院修了。専門は日本語文体論、表現論。主な著書に『日本語レトリックの体系』『日本語文体論』『笑いのセンス』『文の彩り』『日本語 語感の辞典』『日本の作家名表現辞典』(岩波書店)、『小津の魔法つかい』『文体論の展開』(明治書院)などがある。