学内講座コード:240408
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校 (東京都) ]
講座名:
目からウロコの西洋絵画鑑賞入門 名画を読み解く基礎知識
申し込み締切:
2019年01月27日 (日) 23:30
開催日時:
2019年1月29日(火)~2019年2月19日(火)/19:00~20:30
入学金:
8,000円
受講料:
11,664円
定員:
30名
講座回数:
4回
講座区分:
その他
その他:
ビジター価格 13,413円
補足:
-
【目標】
・西洋絵画を鑑賞するために基本中の基本となる知識を身に付けます。
・元来、西洋絵画に題名を付ける習慣はありませんでした。題名がいかに付けられたかを知ることで絵画の歴史をひもときます。
・主題、モティーフの違いを知ることで、西洋で裸婦が描けるようになった秘密に迫ります。
・西洋絵画の「ジャンル」に美人画も猫画もないことが分かると、絵画制作の実状が理解できます。
・「歴史画」は誤訳?宗教画と神話画の違いは?など、物語画鑑賞の基礎知識を学びます。
・「プロフィール」や西洋版コスプレ「神話的肖像画」など、肖像画鑑賞の基礎知識を学びます。
・なぜ静物画に花や猫、骸骨が描かれるのか?など、静物画鑑賞の基礎知識を学びます。
・風景画の始まりは?風景画に描かれた人物とは!など、風景画鑑賞の基礎知識を学びます。
【講義概要】
美術鑑賞に理屈はいらない。感性さえあれば大丈夫と思っていないでしょうか。国も時代も違う泰西名画を鑑賞するには、それなりの知識が必要です。たとえば、そもそも西洋絵画に題名をつける習慣がなかったこと、西洋には美人画や猫画のジャンルはないなど、基本的な知識を身につけることで、西洋絵画の歴史全体を把握することが可能になります。知っているようで知らなかった、眼からウロコの知識に学ぶ、西洋絵画鑑賞の基礎講座です。
【各回の講義予定】
第1回 2019/ 1/29(火) 西洋絵画鑑賞の基礎知識/ジャンルの謎と題名のない西洋絵画
第2回 2019/ 2/ 5(火) 物語画鑑賞の基礎知識/誤訳だった?!「歴史画」の読み解き方
第3回 2019/ 2/12(火) 肖像画鑑賞の基礎知識/人の横顔が「プロフィール」?!
第4回 2019/ 2/19(火) 静物画と風景画鑑賞の基礎知識/遅れてきたリアルな絵画のジャンル
【ご受講に際して】
◆西洋絵画の映像を鑑賞しながら、解説していく入門講座ですので、どなたでも受講可能です。
◆美術用語や専門的な術語については、解説および資料を用意しますので、美術の知識がなくても大丈夫です。
◆単なる知らなかった知識を知ることが目的ではありません。その知識を知ることで、美術史全体が、まったく違って理解できるような、眼からウロコの知識を学んでいきます。
◆これまで西洋美術を学ばれてきた方にも、独自の視点で読み解く西洋絵画の捉え方は新鮮で勉強になるはずです。ふるってご参加ください。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『名画の謎を解き明かすアトリビュート・シンボル図鑑』(KADOKAWA)(ISBN:9784046011459)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 平松 洋 |
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肩書き | 美術評論家、フリーキュレーター |
プロフィール | 1962年岡山生まれ。企業美術館学芸員として数多くの展覧会を手がける。その後フリーランスとなり、国際展や企画展のチーフ・キュレーターとして活躍。現在は、主に執筆活動を行い、美術書を刊行。『クリムト 官能の世界へ』『アトリビュート・シンボル図鑑』『名画 絶世の美女』シリーズ他、著書多数。 |
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