学内講座コード:330314
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
日本と中国の伝統演劇 東洋人の人間観と芸術の根源
申し込み締切:
2018年10月07日 (日) 23:30
開催日時:
10月 9日(火)~10月30日(火)/13:00~14:30
入学金:
8,000円
受講料:
11,664円
定員:
24名
講座回数:
4回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 13,413円
補足:
-
【目標】
・卑近な日常の事例から出発して真理を発見する「下学上達」の学問の面白さを満喫する。
・自分は伝統とは無縁だと思っている現代人の思考や行動も、実は伝統に縛られていることに気づく。
・外国と比較することで、日本人と日本文化の本当の姿を認識する。
【講義概要】
「演劇は、ちょっとね」と身を引いてしまう人がいます。しかし実は、演劇ほど身近でわかりやすい芸術はない、と言ってもよいのです。東洋の伝統演劇は、中国の京劇も、日本の能楽や歌舞伎も、一見するととっつきにくい感じがします。しかし、東洋的な人間観と芸術のコンセプトさえ理解すれば、京劇も能楽も面白いドラマとしてすんなり楽しめます。この講義では、予備知識ゼロのかたもわかるよう、映像資料を使いながら東洋のドラマの面白さを解説します。
【各回の講義予定】
第1回 2018/10/ 9(火) 死と再生の儀礼と演劇芸術:古代人の死生観や世界観と、古代ギリシャ、中国の昔の舞台、日本の能舞台の宇宙観
第2回 2018/10/16(火) 今でも伝統演劇にしかできないこと:東洋の伝統演劇である京劇や能楽、歌舞伎にみる東洋人の「人間」表現
第3回 2018/10/23(火) 東洋演劇のドラマの実例(1):千年にわたって語り継がれてきた異類婚姻譚「白蛇伝」にみる、越えがたい男女の溝
第4回 2018/10/30(火) 東洋演劇のドラマの実例(2):東洋の伝統演劇のコンセプトや俳優術、作劇法が外国に与えた影響
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 加藤 徹 |
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肩書き | 明治大学教授 |
プロフィール | 1963年、東京生まれ。東京大学中文科を卒業後、同大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。文学修士。専門は京劇(中国の伝統演劇)。著書に『京劇』(中公叢書、2002年度サントリー学芸賞受賞)、『西太后』(中公新書、2005年)、『漢文の素養』(光文社新書、2006年)』その他がある。 |
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