学内講座コード:230235
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校 (東京都) ]
講座名:
志高き日本人、150年を往く~西洋文明の衝撃と対応(明治編)
申し込み締切:
2018年09月29日 (土) 23:30
開催日時:
10月 1日(月)~12月10日(月)/15:00~16:30
入学金:
8,000円
受講料:
29,160円
定員:
30
講座回数:
10回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 33,534円
補足:
-
【目標】
・日本近代150年の歴史を、志高き人物の生きた物語として鳥瞰する。
・とりわけ生い立ちや修業時代も含め、人の縁(えにし)や感動的なエピソードを紹介しながら、歴史の実像に迫りたい。
・通史の軸を大西洋文明(科学主義と産業主義)の衝撃とその対応として考える。
【講義概要】
明治維新以降の日本近代150年は、維新から日清・日露戦争に勝ち軍事大国として興隆した40年、大東亜戦争の敗北までの40年、そして戦後復興から高度経済成長を経て経済大国となった40年、並びに以後、低迷を続ける30年とに分けられる。しかし、これを通観してみれば、詰まるところ一貫して「西洋近代文明の衝撃」への対応だったと解釈できる。私はその時代をさらに20年サイクル(青春・壮夏・熟秋・幻冬)と見て、戦前の80年、戦後の70年を「各界の群像」を通じ、多面的に鳥の目と虫の複眼で眺めてみたい。今学期の明治期は「西洋文明の積極的摂取と成功の独立達成時代」である。
【各回の講義予定】
第1回 2018/10/ 1(月) 勝海舟と西郷隆盛~知略胆識と仁愛道義
第2回 2018/10/15(月) 木戸孝允と大久保利通~和魂洋才と殖産興業
第3回 2018/10/22(月) 伊藤博文と山縣有朋~立憲政治と官僚政治
第4回 2018/10/29(月) 大隈重信と星亨~自由民権と政党政治
第5回 2018/11/ 5(月) 岩崎弥太郎と渋沢栄一~産業報国と合本主義
第6回 2018/11/12(月) 児玉源太郎と山本権兵衛~日清戦争と日露戦争
第7回 2018/11/19(月) 北里柴三郎と高峰譲吉~細菌学と新薬への挑戦
第8回 2018/11/26(月) 新渡戸稲造と岡倉天心~BUSHIDOUとThe Book of Tea
第9回 2018/12/ 3(月) 新島八重と津田梅~同志社と津田英学塾
第10回 2018/12/10(月) 福沢諭吉と夏目漱石~文明開化と上滑りの外発的開化
【ご受講に際して】
◆本講座は中野校の2017年夏講座で実施したものをベースとしたニューヴァージョンであり、取りあげる人物も4人が追加されています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 泉 三郎 |
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肩書き | ノンフィクション作家、NPO法人米欧亜回覧の会代表 |
プロフィール | ノンフィクション作家、NPO「米欧亜回覧の会」代表。1935年生まれ。一橋大学経済学部卒(坂本二郎ゼミ)。会社勤務の後、不動産事業など経営、傍ら著述を始める。とりわけ「岩倉使節団」の壮大な旅に魅せられてメインルートを旅して『堂々たる日本人』など数々の著作を刊行。また「米欧亜回覧の会」を設立、近代史の研究にいそしむ。 |
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