学内講座コード:130315
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
オリエントの考古学 現代につながる都市文明
申し込み締切:
2018年09月26日 (水) 23:30
開催日時:
9月28日(金)~12月14日(金)/14:45~16:15
入学金:
8,000円
受講料:
29,160円
定員:
40
講座回数:
10回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 33,534円
補足:
-
【目標】
昨今の西アジアは、長引く政治不安により関心度が高くなっています。かつて、そこには古代オリエント世界が広がっていました。本講座は、その地理的、文化的な中心にあったメソポタミアの歴史に焦点を絞り、現代都市文明のルーツを掘り起こしていくことをねらいとしています。
【講義概要】
古代オリエント世界の中心にあるメソポタミアでは、約4千年前に領域国家が完成しました。その後、古バビロニア、ミタンニ、ヒッタイトの諸王国をへて、新アッシリア、新バビロニア、アケメネス朝ペルシアの諸帝国が繁栄しました。そして、オリエントとギリシアの融合したヘレニズムが生まれ、ローマがヘレニズムを飲み込み、やがてイスラームが台頭しました。本講座では、メソポタミア周辺のこうした歴史的な流れを考古学の目線で捉えていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2018/ 9/28(金) メソポタミア都市文明の形成−都市から領域国家まで
第2回 2018/10/ 5(金) 銀の賠償金と神明裁判−古バビロニアの都市社会
第3回 2018/10/12(金) 技術革新と国家間戦争−ミタンニとヒッタイト
第4回 2018/10/19(金) 軍事力による覇権−新アッシリアと新バビロニア
第5回 2018/10/26(金) 世界帝国の完成−アケメネス朝ペルシア
第6回 2018/11/ 9(金) 西アジアから地中海へ−都市とワインの拡散
第7回 2018/11/16(金) ヘレニズムの都市計画−アゴラとムセイオン
第8回 2018/11/30(金) 古代都市計画の集大成−ローマの劇場とコロッセウム
第9回 2018/12/ 7(金) イスラームの都市−モスクとスーク
第10回 2018/12/14(金) まとめ−メソポタミアからイスラームまで
【ご受講に際して】
◆2018春学期講座「オリエントの考古学―メソポタミア都市文明の形成―」の内容を踏まえて、領域国家以降、オリエントの都市がどのように変遷していったのかを解説していきます。連続して受講されることをお勧めしますが、もちろん秋学期だけ参加される方でも十分に理解できる構成になっています。なお、講師の海外出張により初回(9月28日)が休講になる場合、12月21日に補講を実施します。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 小泉 龍人 |
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肩書き | 東京大学東洋文化研究所特任研究員、早稲田大学講師 |
プロフィール | 1964年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科後期博士課程単位取得満期退学。博士(文学、早稲田大学)。専門分野は、メソポタミア考古学、比較都市論、古代ワイン。主な著書に『都市の起源』(講談社)、訳書に『考古学のあゆみ』(朝倉書店)他。国立科学博物館の特別展「ワイン展」に携わる。 |
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