学内講座コード:120206
この講座について質問する※現在、この講座の申し込みは
行っていません。
主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
明治150年と観光事業・近代化顕彰
申し込み締切:
2018年08月22日 (水) 23:30
開催日時:
8月24日(金)~ 9月14日(金)/14:45~16:15
入学金:
8,000円
受講料:
11,664円
定員:
30
講座回数:
4回
講座区分:
その他
その他:
ビジター価格 13,413円
補足:
-
【目標】
・なぜ政府が明治150年事業を展開するのか、なぜ特定の県でしか顕彰事業が展開されないのか理解する。
・にもかかわらず、メディアで明治150年の文字が氾濫している事情を理解する。
・「昔の人は偉かった」「日本は近代化を達成した国」といった歴史認識では、未来を語れないことを自覚する。
【講義概要】
本年は明治維新150年の年であり、特定の県では巨額の予算を使った顕彰事業やイベントがおこなわれていますが、実際の本音は、ほとんどが地域振興・観光誘致事業です。そのため、政府が企図するような近代化顕彰事業に矛盾することも多くなっています。ところが、メディアには明治150年の文字が氾濫しており、まるで日本全体が明治150年を祝っているかのような雰囲気です。2018年の日本人が気付いているようで気付いていない問題です。現在どんな顕彰事業がおこなわれているのか、実際の史実をあわせて紹介しながら、その意義と問題点を考えていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2018/ 8/24(金) 過去の明治維新顕彰事業
第2回 2018/ 8/31(金) 鹿児島県・山口県・高知県・佐賀県・東京都・大阪府・兵庫県ほか
第3回 2018/ 9/ 7(金) 近代化顕彰と郷土顕彰の矛盾
第4回 2018/ 9/14(金) なぜメディアは明治150年をとりあげるのか?
【ご受講に際して】
◆歴史に「正しい」「間違い」はありません。それをどう考えるかが重要です。先入観・固定観念にとらわれることなく受講してくださることを期待します。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 鵜飼 政志 |
---|---|
肩書き | 駒澤大学・明星大学講師ほか |
プロフィール | 1966年生まれ。博士(史学)。明治維新史専攻。早稲田大学大学院 / 学習院大学大学院修了。駒澤大学・明星大学講師ほか。著書に『幕末維新期の外交と貿易』(校倉書房)・『歴史をよむ』(共編著、東京大学出版会)・『きのうの日本』(共編著、有志舎)、『明治維新の国際舞台』(有志舎)。 |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.