学内講座コード:210504
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校 (東京都) ]
講座名:
平安仏教発展の比較 ― 天台宗と真言宗 ―
申し込み締切:
2018年04月11日 (水) 23:30
開催日時:
4月13日(金)~ 6月22日(金)/10:30~12:00
入学金:
8,000円
受講料:
29,160円
定員:
30
講座回数:
10回
講座区分:
前期
その他:
ビジター価格 33,534円
補足:
-
【目標】
最澄と空海を中心に、天台宗と真言宗の代表的人物についての知識を持つと共に、両宗の歴史と根本思想について理解する。加えて、それぞれの代表的寺院や、思想と美術との関わりを知ることも目標となる。平安仏教の重要性が把握できればよいと思う。
【講義概要】
平安仏教を彩った天台宗と真言宗を総合的に解説する。それぞれの宗祖は、最澄と空海であり、この二人の入唐僧が両宗を開いた。平安仏教がそれ以後の日本仏教の基盤となったことは言うまでもなく、また、この両宗が日本の思想や文化に与えた影響は極めて大きい。教学としては、真言宗が密教に基づくのに対し、天台宗は『法華経』を根本とするとしても、融合生を特色とし、真言宗同様、密教を尊重する。更に、後世における阿弥陀信仰の盛行も比較すべき課題となる。両宗の仏教は総合的な芸術性を有しているが、そこに存する差異がそのまま両宗の特色となる。
【各回の講義予定】
第1回 2018/ 4/13(金) 天台宗と真言宗の比較、及び相互の交渉
第2回 2018/ 4/20(金) インド・中国仏教における天台宗の相承
第3回 2018/ 4/27(金) インド・中国仏教における真言宗の相承
第4回 2018/ 5/11(金) 天台宗の宗祖最澄とその後継者
第5回 2018/ 5/18(金) 真言宗の宗祖空海とその後継者
第6回 2018/ 5/25(金) 真言宗の寺院と美術
第7回 2018/ 6/ 1(金) 天台宗の寺院と美術
第8回 2018/ 6/ 8(金) 天台宗の思想
第9回 2018/ 6/15(金) 真言宗の思想
第10回 2018/ 6/22(金) 総括
【ご受講に際して】
◆中野校で開講した2017年度秋学期同名講座と同内容です。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『天台学探尋』(法蔵館)(ISBN:978-4831873866)
『密教の聖者 空海』(吉川弘文館)(ISBN:978-4642078481)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 大久保 良峻 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 1954年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程東洋哲学専攻退学。博士(文学、早稲田大学)。専門分野は日本仏教教学史・仏教学。著書に『天台教学と本学思想』、『台密教学の研究』、編著に『天台学探尋』(以上、法蔵館)などがある。 |
名前 | ?澤 正志 |
肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | 1970年長野県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学学術院博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学、早稲田大学)。早稲田大学文学学術院等で、主に日本仏教に関する授業の講師を担当。専門分野は天台教学並びに日本天台浄土教学。 |
名前 | 田戸 大智 |
肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | 1971年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科東洋哲学専攻博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学、早稲田大学)。専門分野は、日本密教思想史。論文に「東密における禅 ―『菩提心論開見抄』を中心に ―」(『日本仏教綜合研究』9、2010 年)、「大乗義章三十講について」(『印度学仏教学研究』61-1、2012 年)などがある。 |
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