学内講座コード:110516
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
事件と人物から読み解く日本宗教史 戦国時代の宗教事情
申し込み締切:
2018年04月09日 (月) 23:30
開催日時:
4月11日(水)~ 6月20日(水)/14:45~16:15
入学金:
8,000円
受講料:
29,160円
定員:
50名
講座回数:
10回
講座区分:
前期
その他:
ビジター価格 33,534円
補足:
-
【目標】
・戦乱に明け暮れた時代に、宗教が果たした役割を考えます。
・平和な宗教といわれる仏教が、なぜ戦いを正当化できたのか、その謎を読み解きます。
・中世と近世の違いは何か、人々の精神構造の変化から捉えます。
・戦乱記における文化創造と宗教の関係を解明します。
【講義概要】
戦国時代は日本人の精神面でも中世から近世への移行期です。中世では神仏と交流できる場として現実よりも重視された夢も、中世を通じて跳梁跋扈してきた怨霊も、戦乱の中で力を失っていきます。平和をもたらすはずの仏教は一向一揆や法華一揆というかたちで戦争に参加します。同時に都市の富裕な商人たちは仏教精神にもとづき、茶道や絵画など、新たな芸術を創造します。やがてキリスト教が入ってきて、急速に広まりました。そんな時代の宗教事情を、可能な限り冷静かつ客観的に読み解いていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2018/ 4/11(水) 蓮如の本願寺復興
第2回 2018/ 4/18(水) 一向一揆の実像
第3回 2018/ 4/25(水) 天文法華一揆
第4回 2018/ 5/ 9(水) 魔物と化け物
第5回 2018/ 5/16(水) 絵双紙に見る人々の精神世界
第6回 2018/ 5/23(水) 戦いと祭り
第7回 2018/ 5/30(水) 仏教と鉄砲軍団
第8回 2018/ 6/ 6(水) 戦国大名の宗教生活
第9回 2018/ 6/13(水) わびさび・黄金・障屏画
第10回 2018/ 6/20(水) キリシタンと宣教師の野望
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 正木 晃 |
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肩書き | 慶応義塾大学講師 |
プロフィール | 1953年、神奈川県小田原市生まれ。筑波大学大学院博士課程修了。専門は宗教学(日本仏教・チベット仏教)。文献研究に留まらず、現地調査を実施しチベット・ヒマラヤ地域の調査は20回に及ぶ。また修験道の修行も実践。布教現場の役に立つ仏教学を志向。著作は『再興!日本仏教』、『現代日本語訳 法華経』など多数。 |
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