学内講座コード:110331
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
ユーラシア西部におけるチンギス・ハンの末裔たち クリミア~北コーカサス(カフカス)~カザフ草原
申し込み締切:
2018年04月11日 (水) 23:30
開催日時:
4月13日(金)~ 6月22日(金)/10:40~12:10
入学金:
8,000円
受講料:
29,160円
定員:
30名
講座回数:
10回
講座区分:
前期
その他:
ビジター価格 33,534円
補足:
-
【目標】
チンギス・ハンの長男ジュチの子孫が建てた諸政権の歴史と、それらの諸政権が消滅した後のジュチ裔の動向と、彼らが地域社会に果たした政治的・文化的役割に関する認識を深めることを目標とします。
【講義概要】
チンギス・ハンの長男ジュチを開祖とするジュチ・ウルス(いわゆる「キプチャク汗国」)は、モンゴル帝国の西北部を構成し、モンゴル帝国の崩壊後も、「カザン汗国」「クリミア汗国」「シャイバーニー朝」「シベリア汗国」「カザフ汗国」等の諸政権に分裂し、内陸ユーラシア西部において存続し、カザフ、ウズベク、タタール等の諸民族の形成に一定の役割を果たしました。本講義では、まず、それらジュチ裔諸政権の歴史を概観し、ついで、政権を失った後のジュチ裔の動向を追い、彼らのうち、地域の歴史に大きな足跡を残した人物を取り上げ、彼らの事績を検討します。
【各回の講義予定】
第1回 2018/ 4/13(金) ジュチ・ウルスの成立と発展
第2回 2018/ 4/20(金) ジュチ・ウルスの変容
第3回 2018/ 4/27(金) ジュチ・ウルスの分裂と諸政権の分立
第4回 2018/ 5/11(金) 16世紀以降のジュチ裔諸政権の簡史
第5回 2018/ 5/18(金) 西北カフカス(コーカサス)方面におけるクリミア汗の子孫たち
第6回 2018/ 5/25(金) カザフの大音楽家ダウレトケレイとその作品
第7回 2018/ 6/ 1(金) カザフ最初の近代知識人チョカン・ワリハノフの悲劇
第8回 2018/ 6/ 8(金) アリハン・ブケイハノフとカザフ民族主義
第9回 2018/ 6/15(金) 清朝・中華民国領内におけるカザフ王族
第10回 2018/ 6/22(金) 総括
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 赤坂 恒明 |
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肩書き | 内蒙古大学蒙古学研究中心専職研究員、早稲田大学中央ユーラシア歴史文化研究所招聘研究員 |
プロフィール | 千葉県出身。早稲田大学大学院修了、博士(文学)。専攻分野は東洋史学(モンゴル帝国史を中心とする内陸ユーラシア史)。著書に『ジュチ裔諸政権史の研究』(風間書房)など。www.geocities.jp/akasakatsuneaki/akasaka.html |
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