学内講座コード:110325
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
北欧史
申し込み締切:
2018年04月08日 (日) 23:30
開催日時:
4月10日(火)~ 6月19日(火)/14:45~16:15
入学金:
8,000円
受講料:
29,160円
定員:
30名
講座回数:
10回
講座区分:
前期
その他:
ビジター価格 33,534円
補足:
-
【目標】
西洋世界の中の北欧の位置づけ、北欧が世界の中で「北欧」と呼ばれるだけの特徴があることを理解することができるようになる。
【講義概要】
「北欧」は西洋史の一般的常識という理解の埒外にあり、その特性を本講座では論じていきます。ナポレオン戦争の結果が、それまでの北欧内の国家関係を大きく変え、北欧の人々に他のヨーロッパとは異なるという自覚を与えていくことになります。それが、19世紀の民族ロマン主義の展開として北欧諸国民が「現代の北欧」に繋がっていく歴史を歩みます。たとえば、スウェーデン文化に対抗しつつもロシアに対するフィンランド特有の民族意識、デンマーク文化に対抗しつつのノルウェー人の対スウェーデン意識、デンマークでは対ドイツ意識が「スリースヴィ(シュレースヴィヒ)問題」を生み出していき、ナポレオン戦争の勝利者であるスウェーデンの北欧内の立ち位置など、西洋史の常識では語られてこなかった歴史事情が存在しています。北欧独特の地域性に関心を示しつつ、このような展開を皆さんと一緒に確認していきたいと思います。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 村井 誠人 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 早稲田大学文学学術院で西洋史(北欧近現代史)を講じた。津田塾大学、東京大学非常勤講師も歴任、またコペンハーゲン大学客員教授も経験、主にデンマーク・ドイツ間の国境問題を歴史学・地理学を通じて研究し、地域の民族問題を住民の意識、とくに小国側の視点から論じてきた。共編著、『北欧史』(山川出版社)など。 |
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