学内講座コード:140507
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
『涅槃経』を読む
申し込み締切:
2018年01月09日 (火) 23:30
開催日時:
1月11日(木)~ 2月 1日(木)/10:30~12:00
入学金:
8,000円
受講料:
11,664円
定員:
60
講座回数:
4回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 13,413円
補足:
-
【目標】
代表的な大乗経典の一つである『涅槃経』を講読し、大乗仏教の思想について詳しく学びます。
【講義概要】
『涅槃経』は、ブッダが臨終する際の説法です。これには二種類ありますが、今回取り上げるのは大乗の『涅槃経』です。
涅槃(ニルヴァーナ)とは悟りの境地を意味するとともに、ブッダの入滅をも意味します。この経典では、ブッダの涅槃は無常なものではなく、その本体の法身(ほっしん)は常住であると説いています。また、われわれ衆生には仏性(ぶっしょう)があり、極悪の一闡提(いっせんだい)でさえ成仏できるという教えは、大乗仏教の思想に多大な影響を与え、東アジア仏教の基調ともなりました。
この講座では、大乗の『涅槃経』の要文を読みながら、「如来常住」「悉有仏性」「闡提成仏」の三大思想について考察します。
【各回の講義予定】
第1回 2018/ 1/11(木) 『涅槃経』の概要
第2回 2018/ 1/18(木) 如来の常住
第3回 2018/ 1/25(木) 仏性とは何か
第4回 2018/ 2/ 1(木) 誰もが成仏するのか
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合は2月8日に補講をいたします。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『涅槃経―如来常住と悉有仏性―』(横超慧日著、平楽寺書店)(ISBN:978-4-831300-26-3)
『涅槃経を読む―ブッダ臨終の説法―』(田上太秀著、講談社)(ISBN:978-4-061596-86-3)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 吉村 誠 |
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肩書き | 駒澤大学教授 |
プロフィール | 1969年東京都生まれ。早稲田大学大学院卒業。専攻分野:中国仏教、唯識学。著書:『中国唯識思想史研究―玄奘と唯識学派―』(大蔵出版、2013年)。編著:『玄奘三蔵と薬師寺』(薬師寺、2015年)。訳書:『続高僧伝I』(大蔵出版、2012年)など。 |
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