学内講座コード:330503
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
日本近代の思想 日本思想史
申し込み締切:
2017年10月11日 (水) 23:30
開催日時:
10月13日(金)~12月15日(金)/15:00~16:30
入学金:
8,000円
受講料:
23,328円
定員:
24名
講座回数:
8回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 26,827円
補足:
-
【目標】
私たち現代の日本に暮らすものは、最新の文化文明の影響の中にいますが、しかし心情や人生観ばかりでなく、組織の作り方、社会のありかたにも、それまで形成されてきた心の習慣性、さらには思想が大きく影響しています。本講座は、近代化を果たした明治から昭和期の思想が対象となりますが、同時に近世のみならず、古代や中世を思想的にどうとらえたのかという問題を含め、ともに正確に学び、ともに考えることで、今を生きるヒントを探すことが、この講座の目標となります。
【講義概要】
近世徳川時代の後期の思想の歴史は、必ずしも明治維新と断絶したものでなく、近代に引き継がれたことが多くあります。そうして連続面にも目を向けつつ、明治の啓蒙思想からはじまり、昭和前期の思想までを、哲学あるいは倫理学の視点から、学び考えていきます。明治につながる開国の思想的背景を知ることから、思想史のアウトラインをつかむとともに、それら代表的な思想のそれぞれの核心を、ともに学び考えていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2017/10/13(金) 近世から近代へ ― 幕末の精神世界 ―
第2回 2017/10/20(金) 啓蒙と近代
第3回 2017/10/27(金) 啓蒙主義の展開
第4回 2017/11/10(金) 思想の相克 宗教と政治
第5回 2017/11/24(金) ロマン主義
第6回 2017/12/ 1(金) 大正思想 教養主義
第7回 2017/12/ 8(金) 政治と思想
第8回 2017/12/15(金) 近代の哲学
【ご受講に際して】
◆特に予備知識は必要ありません。まえもっての知識があれば、さらに深い理解をたすけますが、指定したテキストをざっと見ておいていただくと、思想の流れや連関がつかみやすいでしょう。近代化は、現在の日本人の心性や知性の直接的な淵源の一つです。現代の私たちの感性や知性にどのような影響を与えているか、そうした関心に答えることが、この講座のねらいでもあります。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『日本思想全史』(ちくま新書)(ISBN:978-4480068040)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 清水 正之 |
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肩書き | 聖学院大学教授 |
プロフィール | 東京理科大学、放送大学客員教授等をへて現職。倫理学・日本倫理思想史を専攻する。『日本思想全史』(ちくま新書)、『国学の他者像』(ぺりかん社)、『岩波講座 日本の思想(第4巻)自然と人為』(共著、岩波書店)等。 |
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