学内講座コード:330412
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
初めて学ぶ西洋美術の歴史 ゴシックからルネサンス、バロックの誕生まで
申し込み締切:
2017年09月30日 (土) 23:30
開催日時:
10月 2日(月)~12月11日(月)/10:30~12:00
入学金:
8,000円
受講料:
29,160円
定員:
24名
講座回数:
10回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 33,534円
補足:
-
【目標】
・美術史学の基本的な考え方である、「様式」とは何かを理解します。
・西洋美術史の大きな流れを概観し、各時代の作例の特徴や歴史的背景を理解します。
【講義概要】
華やかで、私たちの心を魅了し続けるイタリアルネッサンス美術。これを理解するためには、中世ゴシック美術にさかのぼって学ぶことが重要です。自然に基づく写実的な美術を失っていた中世ヨーロッパの人々は、ゴシック時代に入ると、次第に人間中心主義的な世界観を回復していきます。イタリアはトスカーナに生まれたルネッサンス精神は、その後、アルプスを越えて西欧全域に伝播していき、バロック美術へと続いていきます。本講座は、初めて西洋美術を学ぶ方のために、建築・彫刻・絵画という各ジャンルに注意を払いながら、美術史上重要とされる作例を取り上げ、じっくりと鑑賞します。
【各回の講義予定】
第1回 2017/10/ 2(月) ゴシック美術(建築)― 光溢れる天上世界
第2回 2017/10/16(月) ゴシック美術(彫刻)― 自然主義の萌芽
第3回 2017/10/23(月) ゴシック美術(絵画)― 三次元性の回復と典雅な宮廷文化
第4回 2017/10/30(月) ルネサンス美術(建築)― 完全なる調和を目指して
第5回 2017/11/ 6(月) 初期ネーデルラント美術・初期ルネサンス美術(絵画)― 人の目と神の目
第6回 2017/11/13(月) ルネサンス美術(彫刻)― 裸体像の復活
第7回 2017/11/20(月) ルネサンス美術(絵画)― 人間中心主義的世界観
第8回 2017/11/27(月) 北方ルネサンス美術(絵画)― アルプスを越えるルネサンス精神
第9回 2017/12/ 4(月) 北方ルネサンス美術(彫刻・建築)― ルネサンス精神の北方化
第10回 2017/12/11(月) バロック美術(建築・絵画・彫刻)・まとめ ― 様式とは
【ご受講に際して】
◆初心者を対象にした講座です。美術や歴史に関する事前の知識は必要ありません。
◆2017年度春学期講座の続編ですが、初めての方もご受講いただけます。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 茅根 紀子 |
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肩書き | 日本学術振興会特別研究員(RPD) |
プロフィール | 1980年生まれ。東京都出身。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学、ミュンヘン大学・トリノ大学留学。早稲田大学助手を経て、現在日本学術振興会特別研究員(RPD)。専門分野は中世・ルネサンス美術。主な論文に「グリューネヴァルトの磔刑図に表れる神の愛」『カトリコス』2016)など。 |
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