学内講座コード:230226
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校 (東京都) ]
講座名:
「魏志倭人伝」を読む
申し込み締切:
2017年09月30日 (土) 23:30
開催日時:
10月 2日(月)~12月11日(月)/13:00~14:30
入学金:
8,000円
受講料:
29,960円
定員:
40名
講座回数:
10回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 34,334円
補足:
-
【目標】
・中国の漢代から唐代までの倭人伝・倭国伝6点および関連金石文3点を扱います。
・中国が残した史料そのものを読み、文字・記事の正確な理解の仕方と多様な解釈を学びます。
・中国が日本社会と日本人をどう見ていたか、日本人が中国人にどう見られていたかを学び取ります。
・倭人伝・倭国伝の記載は、日本国内のどれほどの歴史的事実を伝えているかを考えます。
【講義概要】
前近代の東アジア世界において、中国は圧倒的な存在感を持ってその中心に君臨していました。その中国の眼に映った古代の日本国家・日本人の姿を、倭人伝・倭国伝などを通じて読み取ります。日本が何を求め、どう行動し、いかに成長していったかを探ります。授業では、講師の著作『現代語訳魏志倭人伝』の記述・注釈にそって、用語の意味・社会背景などを丁寧に説明し、現在の問題点やこれからの課題などを指摘していきます。表題の『魏志倭人伝』だけでなく、収録されている『漢書』『後漢書』『宋書』『隋書』『旧唐書』『新唐書』および「高句麗広開土王碑文」、近年発見されて話題となった「禰軍墓誌」「井真成墓誌」も順番に読んでいきます。連続物でなく、全10回で読み終わりとします。
【各回の講義予定】
第1回 2017/10/ 2(月) 魏志倭人伝1
第2回 2017/10/16(月) 魏志倭人伝2
第3回 2017/10/23(月) 魏志倭人伝3
第4回 2017/10/30(月) 魏志倭人伝4
第5回 2017/11/ 6(月) 魏志倭人伝5
第6回 2017/11/13(月) 漢書・後漢書・宋書
第7回 2017/11/20(月) 隋書倭国伝
第8回 2017/11/27(月) 旧唐書・新唐書
第9回 2017/12/ 4(月) 高句麗広開土王碑文・井真成墓誌
第10回 2017/12/11(月) 禰軍墓誌
【ご受講に際して】
◆すでにテキストをお持ちの方には、別途特別対応を行います。初回授業の際に、スタッフまでお声掛けくださいませ。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『現代語訳魏志倭人伝』(KADOKAWA)(ISBN:978-4-04-600403-1)受講料にはテキスト代が含まれています。初回に教室で配付いたします。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 松尾 光 |
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肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | 1948年東京都生まれ。学習院大学大学院博士課程単位修了。博士(史学)。高岡市万葉歴史館主任研究員・姫路文学館学芸課長・奈良県立万葉文化館附属万葉古代学研究所副所長など歴任。日本古代史専攻。単著14冊、編著11冊、共著85冊。最近作は『現代語訳魏志倭人伝』(新人物文庫)。 |
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