学内講座コード:130508
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
プロティノス「美について」を読む 美の神秘主義の古典中の古典
申し込み締切:
2017年10月01日 (日) 23:30
開催日時:
10月 3日(火)~12月 5日(火)/10:40~12:10
入学金:
8,000円
受講料:
29,160円
定員:
30
講座回数:
10回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 33,534円
補足:
-
【目標】
・原著の一文一文に沿って、先哲に思想の高みを理解する訓練をしてみよう。
・複数の解釈の余地があること、また、自分一人では想いもよらなかった解釈が可能であることに気づき、今後、一人で哲学書を読む読み方に大いなる変更が迫られることであろう。
【講義概要】
これまで何度かプラトニズムの概説を行ってきたが、講師の解釈を一方的に押しつけることになる危険性も孕んでいた。そこで今回は、参加者の多様な解釈を触発する機会を設けたい。最初に採りあげるのは、ルネサンス期以降、最も愛読されてきたプロティノスの論攷であり、藝術家にも多大な影響を与えた「美について」とする。最初の作品とはいえ、48歳の作ということもあって、感性界を超える超越美への目覚めを誘う力作となっている。最終章「眼は太陽のようにならなければ、太陽を観ることはできない」の句は、ゲーテの翻案対象にもなった。
【各回の講義予定】
第1回 2017/10/ 3(火) プラトニズムの予備知識
第2回 2017/10/10(火) プロティノス「美について」第1章講読
第3回 2017/10/17(火) 「美について」第2章講読
第4回 2017/10/24(火) 「美について」第3章講読
第5回 2017/10/31(火) 「美について」第4章講読
第6回 2017/11/ 7(火) 「美について」第5章講読
第7回 2017/11/14(火) 「美について」第6章講読
第8回 2017/11/21(火) 「美について」第7章講読
第9回 2017/11/28(火) 「美について」第8章講読
第10回 2017/12/ 5(火) 「美について」第9章講読+まとめ
【ご受講に際して】
◆これまで私の講義を受講したことがないのはもちろん、哲学の話を聴いたことがない方にもご理解いただけるよう、テキストに出てくる馴染のない概念、背景的知識の説明もしていくつもりです。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『プロティノス「エネアデス(抄) II 」』(中公クラシックスW51)(ISBN:978-4-12-160100-1)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 堀江 聡 |
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肩書き | 元ピサ大学客員教授、東京大学講師、元新プラトン主義協会会長 |
プロフィール | 1958年東京生れ。これまで東大、京大、上智大、国際基督教大、東京女子大に出講。西洋古代・中世・イスラームの新プラトン主義専攻。著書に『新プラトン主義を学ぶ人のために』(2014、世界思想社、共編著)、「イスラーム哲学とキリスト教中世」『第I巻 神秘哲学』(2013年、岩波書店、共著)などがある。 |
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