学内講座コード:130451
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
ショパンに何を聴くか
申し込み締切:
2017年11月16日 (木) 23:30
開催日時:
11月18日(土)~11月25日(土)/※途中50分間の休憩をはさみます。
入学金:
8,000円
受講料:
11,664円
定員:
30
講座回数:
2回
講座区分:
数回もの
その他:
ビジター価格 13,413円
補足:
-
【目標】
ショパンの音楽はただ美しいだけか?
ショパンのピアノ作品の素晴らしさはともすると表面的な受け取り方をされかねない。しかし、ショパンはただひたすらそうした美しさを追求したのではなかった。彼は内面の要求に従って彼を取り巻く内的、外的状況からくる苦しみ、喜びを音楽的に表現したのだった
【講義概要】
ポーランド分割とショパン
彼の生きた時代にプロイセン、ロシア、オーストリアは3回にわたってポーランドを分割し、ポーランドは消滅した。彼は祖国喪失者として生きていかねばならなかった。 彼のウィーン訪問はその時期に当たった。祖国を失ったショパンはその衝撃を受けながらウィーンを去ったのであった。
ショパンは後半生をほぼパリで過ごした。パリでジョルジュ・サンドと出会い、愛し合うようになるが、その愛はやがて破綻する。そういう個人的な内面の喜びと悲哀は、歴史的悲劇と共に彼の作品の中に反映している。そういう事実の把握が彼の音楽理解に欠かせぬものである。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 野村 三郎 |
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肩書き | 音楽評論家 |
プロフィール | 音楽学者、音楽評論家。早稲田大学大学院修了。ウイーン大学留学。著書『ウィーンフィルハーモニー』『ウィーン三昧』(全国図書館選定図書)『音楽的なピアノ演奏のヒント』『ウィーン国立歌劇場』他。月刊誌『音楽の友』『音楽芸術』『ショパン』、朝日、毎日、読売の各紙に執筆。霧島国際音楽祭創設。第1回音楽の友社賞共同受賞。 |
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