学内講座コード:140508
この講座について質問する※現在、この講座の申し込みは
行っていません。
主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
日本仏教の主要著作を読む 祖師たちから学ぶ日本仏教
申し込み締切:
2017年01月04日 (水) 23:30
開催日時:
1月11日(水)~ 3月 1日(水)/13:30~15:30
入学金:
8,000円
受講料:
28,771円
定員:
50名
講座回数:
8回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 33,091円
補足:
-
【目標】
・日本仏教の多様性と可能性を、祖師たちの主著から学びます。
・祖師たちの主著から「さわり」を抽出し、真意を的確にとらえます。
・可能なかぎり、難解な原文を現代日本語に置き換えますので、予備知識なしでもかまいません。
・テーラワーダ仏教やチベット仏教と比較しながら、日本仏教の長所を指摘します。
・混乱を極める21世紀に生き残る仏教は日本仏教だけかもしれません。
【講義概要】
日本仏教を代表する祖師たち、空海・最澄・源信・法然・親鸞・道元・日蓮・沢庵・鈴木正三・釈宗演の主著から、日本仏教の精髄を学びます。21世紀の宗教には(1)個人の精神的な救済と(2)社会的な規範の提供が求められています。その観点から、日本仏教の豊かな可能性を探ります。また日本だけがなぜ、欧米圏以外で唯一、他に先んじて近代化し、植民地にならずに済んだのか。その理由を日本仏教の先進性・独自性から解明します。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 1/11(水) 空海『秘密曼荼羅十住心論』
第2回 2017/ 1/18(水) 最澄『山家学生式』
第3回 2017/ 1/25(水) 源信『往生要集』・『二十五三昧起請』
第4回 2017/ 2/ 1(水) 法然『選択本願念仏集』
第5回 2017/ 2/ 8(水) 親鸞『教行信証』
第6回 2017/ 2/15(水) 日蓮『立正安国論』
第7回 2017/ 2/22(水) 沢庵『玲瓏集』・鈴木正三『驢鞍橋』
第8回 2017/ 3/ 1(水) 釈宗演『西遊日記』
名前 | 正木 晃 |
---|---|
肩書き | 慶応義塾大学講師 |
プロフィール | 1953年、神奈川県小田原市生まれ。筑波大学大学院博士課程修了。専門は宗教学(日本仏教・チベット仏教)。文献研究にとどまらず、現地調査をおこない、たとえばチベット・ヒマラヤ地域の調査は20回に及ぶ。また修験道の修行も実践。布教の現場にある僧侶たちとの関係を重視し、現場の役に立つ仏教学を志向する。著作は『再興!日本仏教』、『お坊さんのための「仏教入門」』、『宗像大社―古代祭祀の原風景』など多数がある。 |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.