学内講座コード:140301
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
ヨーロッパを考える ヨーロッパにおける「市民社会」の形成と「フランス革命」
申し込み締切:
2017年01月03日 (火) 23:30
開催日時:
1月10日(火)~ 2月28日(火)/13:00~14:30
入学金:
8,000円
受講料:
18,922円
定員:
36名
講座回数:
8回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 21,773円
補足:
-
【目標】
「ヨーロッパを考える」うえでの重要なヒントとして、「ヨーロッパ社会」における市民社会の形成と、近代における市民革命との関連を考察します。現代のEU(ヨーロッパ連合)によって形成されつつある「市民社会」という理念が、古代ギリシア・ローマ時代から中世・ルネサンス期を経ていかに変化し、現代に受け継がれているかを、広くヨーロッパ文明論・文化論として、通観していきます。後半は、「ヨーロッパ市民革命論」、とくに「フランス革命」に焦点をあてて、その内容、意義を論じます。
【講義概要】
「ヨーロッパを考える」。現代ヨーロッパにおけるEUの形成は、「ヨーロッパ市民」という理念への模索であったが、現在、加盟国のギリシアなどの財政破綻によって、大きな危機に直面しています。このような「市民」「市民社会」という概念が、ヨーロッパの歴史においていかに誕生し、変化し、ヨーロッパの近・現代社会の基軸となっていったかを具体的に検討します。ギリシアのポリス社会、ローマ・ラテン文化における「市民社会」、ルネサンス期におけるあたらしい「レス・プブリカ」論を経て、近世・近代の「市民社会」「共和政」にいたる経緯を追っていきます。後半では、いわゆる「市民革命」がヨーロッパ社会に与えた影響を、「フランス革命」に焦点をあてて検討し、近年の革命論議を紹介しつつ、今後のヨーロッパ・ポストモダン社会への展望を論じます。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 1/10(火) ヨーロッパ「市民社会」とは何か
第2回 2017/ 1/17(火) ヨーロッパ古代「市民社会論」
第3回 2017/ 1/24(火) 中世・ルネサンス「市民社会論」
第4回 2017/ 1/31(火) フランス「市民社会論」
第5回 2017/ 2/ 7(火) 近代「市民革命論」
第6回 2017/ 2/14(火) 近代フランス革命論1
第7回 2017/ 2/21(火) 近代フランス革命論2
第8回 2017/ 2/28(火) ポスト・モダン社会の模索
【ご受講に際して】
◆授業内容は基本的に昨年度と同じです
【テキスト・参考図書】
参考図書
『EU・欧州統合研究』(成文堂)(3,150円)(ISBN:978-4-7923-3262-4)
『ヨーロッパ・「共生」の政治文化史』(成文堂)(6,300円)(ISBN:978-4-7923-7096-1)
名前 | 森原 隆 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 1953年大阪生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、京都大学大学院文学研究科修士課程、博士課程単位取得満期退学。専門分野は、近世・近代フランス史。社会史・社会文化史研究。著書『ヨーロッパ・エリート支配と政治文化』(成文堂)、『ヨーロッパ・「共生」の政治文化史』(成文堂)など。 |
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