学内講座コード:140212
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
日本の茶道文化を支えた女性たち 信仰とともにお茶を守ってきた女性たち
申し込み締切:
2015年02月10日 (火) 23:30
開催日時:
2月17日(火)~ 3月10日(火)/13:30~15:30
入学金:
8,000円
受講料:
15,000円
定員:
30
講座回数:
4回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 17,100円
補足:
-
【目標】
男性と茶道を語るものはきわめて多いのですが、女性と茶道が語られていません。
いつ頃から女性は茶道とかかわったのでしょうか?小説などで出てくる女性達も実在しないことや脚色されていることが多くみられます。
その反面、女性同士が集まる信仰の場でお茶が飲まれたことや、四国八十八ヶ所巡礼者が茶堂で休むとき、女性たちが用意したお茶にいやされる思いがしたということなど、お茶が仏教信仰に根付きながら保存や信仰とともにお茶を守ってきたこともわかります。茶道史の中にひっそりとしている女性たちを紹介することに重きをおき、時代をおいながら茶道に親しんだ女性像をみてまいります。
【講義概要】
戦国武将達が心の支えとした茶道。その側にいる女性達はどのようなかたちで茶道とかかわってきたのでしょうか。
茶道は禅の考え方が基になります。女性たちはこの禅と茶をどのようにとらえ、またとり入れていったのか!、信仰とともに守り支えた女性たちの茶の道を1400年代から明治まで考察いたします。本講座では東福門院に茶を献上する際に宗旦が使用した紅茶巾を実習として染めます。
【各回の講義予定】
第1回 2015/ 2/17(火) 1400年代の女性たち ・日野富子~
第2回 2015/ 2/24(火) 1500年代の女性たち ・北政所~
第3回 2015/ 3/ 3(火) 茶巾染体験【実習】
・女院への献茶(お茶を差し上げる)の際に美しく紅色に染めた茶巾(茶器を清める布)を用いた。
第4回 2015/ 3/10(火) 幕末から明治の女性たち ・野村望東尼~
【ご受講に際して】
◆講座は女性をとりあげますが、どなたでもご受講いただけます。
◆受講料は実習材料費を含んでおります。
名前 | 山﨑 仙狹 |
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肩書き | 茶華道研究家、吉備国際大学客員教授 |
プロフィール | 茶の道と禅の「仙狹會」主催。「早稲田仙狹會(受講生を中心とした)」会長。禅の教えのもと「侘び茶」が誕生。茶の道は人の道、形ではなく心を尊び今を大切に、正直に慎み深くおごらぬ様生きる教えのもと誠の心を交じわらせる茶道の原点を伝承。原点の中には華・香・菓子・庭などが含まれる。「日本学」として各大学・専門学校・仙狹道場にて茶の道を教授。流派の基になる茶道―茶禅一味―を提唱。和装着装講師。 |
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