学内講座コード:320702
この講座について質問する※現在、この講座の申し込みは
行っていません。
主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
実験経済学入門 「合理的でない選択」を経済学はどのように考えるか
申し込み締切:
2017年07月09日 (日) 23:30
開催日時:
7月11日(火)~ 7月25日(火)/13:00~14:30
入学金:
8,000円
受講料:
8,748円
定員:
24
講座回数:
3回
講座区分:
数回もの
その他:
ビジター価格 10,060円
補足:
-
【目標】
実験経済学とは、人間の行動を実験観察することによって経済理論を再検証する、新しい経済学の一分野です。人間らしい “癖”や“心理”をあぶりだす実験結果や行動経済学の知見を紹介することで、必ずしも合理的でない私たち人間は、いったいどのような間違いをしがちなのか考えていきましょう。
【講義概要】
人は間違いをおかすものですし、その豊かな心を数式で表すことは非常に困難です。それでも、経済学はあきらめずに、人の経済行動の理論化に向けて努力してきました。そして、最近の実験経済学や行動経済学は、実験したり脳内を観察したりすることで、これまでの経済理論を検証しています。本講義では、公平性や人のずるさ、他人を出し抜く推論、リスク評価の心理などをテーマとした実験を紹介します。また、講義中に、経済理論を実感していただけるような実験を受講者のみなさんと行います。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 7/11(火) 人はいつ「ずるい」行動をするのか:最後通牒ゲーム
第2回 2017/ 7/18(火) 先読みの経済実験:ケインズの喩え話
第3回 2017/ 7/25(火) リスクを「正しく」感じる:エルズバーグのパラドクス
【ご受講に際して】
◆ご希望に応じて(差しさわりのない範囲で)、講義中にアンケートやゲームに参加していただくことがあります。また、その結果に応じて、粗品・記念品をさしあげることもありますので、事前にご了承ください。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『実験経済学への招待』(NTT出版)(ISBN:978-4757122055)
『予想どおりに不合理: 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」』(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)(ISBN:978-4150503918)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 竹内 幹 |
---|---|
肩書き | 一橋大学准教授、早稲田大学講師 |
プロフィール | 一橋大学経済学部卒、ミシガン大学博士(経済学)。カリフォルニア工科大学研究員などを経て現職。専門は実験経済学と公共経済学。2009年から早稲田大学政治経済学部で講義する「実験経済学」は、政治経済学部で面白い講義ベスト1にも選ばれ、「ダントツで面白い」「大学に入って初めて面白いと感じた」といった感想が寄せられている。2児の父。 |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.