学内講座コード:18A151
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主催:
東京理科大学 オープンカレッジ [ 東京理科大学 神楽坂キャンパス (東京都) ]
講座名:
「納得の処方箋」としての数学(2) 全3回 論理練習帳~論理は感情のなれの果て
申し込み締切:
2018年06月02日 (土) 23:30
開催日時:
2018/06/09(土)~2018/07/07(土)/13:30~15:30
入学金:
-
受講料:
9,000円
定員:
40
講座回数:
3回
講座区分:
数回もの
その他:
補足:
-
【講座概要】
議論が白熱して、互いに感情的になるような場合、よく『ここは落ち着いて、一つ論理的に考えてみよう』などと言います。この提案が(実際に受け入れられるかどうかは別にして)、正鵠を得ていると捉えられるのは、感情的であることは正しい判断を妨げるが、論理的であれば正当な結論に到達することも可能であると信じられているからです。では、この「論理的」であることと「感情的」であることは、本当に対峙する概念なのでしょうか。
そもそも『論理的に考えてみよう』とは、「論理的に考える方が好ましい」という感情を吐露した台詞に他なりません。この例が示すように、「論理」と「感情」は単純な二項対立概念とは言い切れないものがあります。
『人の気持ちは悪魔にも分からない』という趣旨の西洋の諺があります。人間が感情の生き物である限り、いや、感情の生き物であるからこそ、感情を昇華させ、或いは磨耗させて「論理」という「感情」の代替品を造りあげてきたのではないかと私は思うのです。
裁判員制度の導入に伴ってますます注目される量刑の決定根拠、大規模災害時におけるトリアージ等々現代人の心をざわつかせる課題は多々あります。だからこそ感情を慰撫する装置として再注目される論理の基礎を、その歴史を紐解きながら皆さんと共に学んでいこうと思います。
<講義内容>
論理は詭弁には勝てない・・・されど
命題とは何でないか
間違いだらけの推論選び
全称‘∀’と存在‘∃’
太陽が西から昇るならば、鯨は魚である
【講座スケジュール】
2018/06/09(土) 13:30~15:30 論理は詭弁には勝てない…されど
2018/06/23(土) 13:30~15:30 間違いだらけの推論選び
2018/07/07(土) 13:30~15:30 太陽が西から昇るならば鯨は魚である
対象: 一般
テキスト: プリントを配付
名前 | 西岡 康夫 |
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肩書き | 代々木ゼミナール教育総合研究所 主幹研究員 |
プロフィール | 東京大学工学部卒業。1999年より代々木ゼミナールの教壇に立つ。現在、教員対象の授業スキル実践プログラムの講師を務める一方、論理・統計を重視する新教育制度のオピニオン・リーダーとしても活躍。 |
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