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講座詳細情報

申し込み締切日:2021-06-11 / 哲学 / 学内講座コード:20211201

哲学への誘い 

主催:清泉女子大学清泉ラファエラ・アカデミア(東京都)]
問合せ先:生涯学習センター TEL:03-3447-5551
開催日
5/22,5/29,6/5,6/12
講座回数
4
時間
10:55~12:25
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
9,600円
定員
30
補足
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講座詳細

 哲学は、アカデミックな学問の一専門分野であると同時に、「どう生きるのがよいのか」という問いにかかわる「知恵の教え」という側面を、その発生の当初からもちつづけています。さまざまな課題をかかえる現代の日本社会を生きるうえで、原理的な次元からあらためて考えておく必要があると思われる問題を、4人の講師がそれぞれに提示し、それについて哲学的な観点から考察を加えます。哲学とは、常識や定説と呼ばれる「権威」を鵜呑みにせずに、自分にとって切実な問題を自分が心底納得できるところまで自分の頭でとことん考えてみるという営みです。この営みにぜひご参加ください。

第一回:5/22 哲学の問い(石川 求)
 「問いが問いであるかぎり、答えはないはずである」と書いた詩人がいました。哲学の問いはまさにそういうものかと思われます。「答えはない」というより、答えようとする個々の人すべてに開かれているというべきでしょうか。問いを受け取ったが最後どのみち独りで考えるしかない。決められた一つの解がありえないような難物にかかずらわる。そんなことは無意味じゃないのか、へ理屈なんてどうでもいいだろう。いや、そうではないのです。「哲学への誘い」の第1回目は、哲学する意味なるものを具体的な例にそくしてお話しし、以後の回への橋渡しといたします。

第二回:5/29 民主主義と自由主義 ―それぞれの意義と限界について―(鈴木 崇夫)
 三権分立にもとづく民主国家を標榜してきた日本ですが、政府や中央官庁が関わるさまざまな不祥事をつうじて、その実態に対する疑問が広がってきています。行政府に権力が集中する一種の独裁が強まっているのではないか、という懸念です。もとより、こうした動向は日本に限ったことではなく、アメリカ合衆国をはじめとして全世界的に進行しているようにも見えます。そして、それを推し進めているのは「新自由主義」であるという言い方がよくなされます。そもそも「民主主義」、「自由主義」とは何であり、それぞれの意義と限界はどこにあるのでしょうか。「平等」、「自由」、「人権」、「個人」といった基本概念の由来と本質を解き明かします。

第三回:6/5 今こそ、哲学的〈対話〉を見直そう ―「力さえあればいいんだ」ろうか?― (檜垣 良成)
 ソクラテスに始まる哲学的〈対話〉は独特のものである。それは、ただ相手を議論で打ち負かすことだけを目指す〈討論〉や〈ディベート〉とは異なるが、さりとて、互いの感情を大事にして人間的にふれあう〈会話〉とも異なる。〈対話〉は、確かに安易な妥協を避け、対立も厭わないものであるが、そこで終わりではなく、その目的はあくまでも皆が合意できる真理ないし真実の追求にある。現在、世界中で民主主義の危機とも思われる事態が頻出しており、これに対抗するために人々の連帯が期待されているが、ただ数の力で現状を変えれば、それでいいのだろうか? 力には力をという論理の重さを受けとめつつ、抜け落ちがちな視点を見直したい。

第四回:6/12 存在論と人生論(八木 雄二)
 西洋哲学と言えば、デカルトの「われ思うゆえにわれ在り」とか、ハイデガーの「存在と時間」とか、ふだん聞きなれない「ことば」が並びます。何となく知的なにおいがして知りたくはなるけれど、知りたくなって本をさがしても、これといったものが見つからないのではないでしょうか。
 あるいは、ゴーギャンが自分の描いた絵につけたことば「われわれはどこから来たのか、われわれは何者か、われわれはどこへ行くのか」を聞いて、どう思いますか。
 西洋中世の神学と西洋古代の哲学を研究してきた一人の日本人として、見えてきたことをみなさんとシェアしたいと思います。

備考

テキスト:必要に応じてプリントを配布

オムニバス講座です。

講師陣

名前 石川 求
肩書き 東京都立大学教授
プロフィール
名前 鈴木 崇夫
肩書き 清泉女子大学教授
プロフィール
名前 檜垣 良成
肩書き 筑波大学教授・清泉女子大学非常勤講師
プロフィール
名前 八木 雄二
肩書き 東京キリスト教神学研究所所長・清泉女子大学非常勤講師
プロフィール
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