学内講座コード:”2211G114
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主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
地域の価値を共創するための科学
申し込み締切:
2022年05月27日 (金) 23:30
開催日時:
6月6日(月)~6月27日(月)/18:30~20:00
入学金:
3,000円
受講料:
10,100円
定員:
30
講座回数:
4回
講座区分:
前期
その他:
補足:
-
【講座内容】
科学が開く未来への扉
東京都立大学 研究センター紹介講座 地域共創科学研究センター
東京都立大学 研究センター
本学の研究は人文・社会・自然科学の各分野で高い水準にあり、それぞれの専門領域で優れた実績を挙げています。これらを有機的に結び、世界最高峰の研究拠点を目指すのが研究センターです。現在16のセンターを設置し、学内外に研究の成果を発信しています。
研究センターシリーズ「科学が開く未来への扉」では、本学研究センター最先端の研究成果を紹介していきます。
地域共創科学研究センターの概要
大学を含む多主体で地域づくりを推進する協働・共創型の取り組みが各地で進められて久しいものがあります。しかし、今日、日本等の先進国の多くが人口減少等による都市の縮退局面に入る中で、持続的な地域の発展のためには、地域に存在する多様な物象を新たな概念や先進的な技術を用いて「新たな資源」として再発掘し、価値づけし、活用していくことがより一層求められています。本研究センターは、理学、工学をベースとする「科学」として、これら先進的な概念や技術を学際的に融合させた地域共創にむけた研究を進め、地域資源の発掘や見直し・再評価を行い、新たな地域ビジネスの創出や雇用環境づくりの手法と、そのための人材育成の組織化を図ることを目的に研究や実践活動を行っています。
センターの先進性
目的の実現化には、生態学や社会学、心理学といった「基礎科学」分野に加え、交通計画学、都市計画学、地理学、農学といった、「地域環境管理学」と言える分野による地域を捉える先進的な研究と、経営学、行政学、情報学といった企業や組織の経営のあり方を研究する領域が高度に融合する実践的な研究・実践体制が必要です。本センターはこれら多分野の学問領域が融合しつつ地域に関わる研究・実践を行うことを10年間に渡って試行錯誤してきた観光科学域が核となり、さらに地域づくりに科学的に関わるより多様な本学等の研究者が糾合する体制を整えています。
センターの未来像
地域実践の場で蓄積してきた経験則的知識や手法、および工学的な分析が弱かったサービス産業分野において、新たなデータサイエンス手法やサービス工学手法を通じて課題を客観化し、課題解決を合理化し、かつオーダーメード的な特定の地域実践手法・モデルを他時点・異地域に適用するための方法論研究に発展させることが可能です。その結果、地域資源の発掘・保全・育成とそのグローカルな視点から適正利用の方法論、およびまちづくりのプロセス論、組織論、事業構築の方法論の革新が期待できます。
本研究センターは、従来は学問上の連携が十分でなかったデータサイエンス、サービス工学および地域実践学を本格的に融合させることを意図した構成となっています。それによって、地域に存在する多様な物象を新たな概念や先進的な技術を用いて「新たな資源」として再発掘し、価値づけし、活用が可能になります。本講座では、これらの研究成果を4回のシリーズで紹介していきます。
【講座スケジュール】
第1回 06-06 18:30~20:00
第2回 06-13 18:30~20:00
第3回 06-20 18:30~20:00
第4回 06-27 18:30~20:00
※高校生は専用ページからお申し込みください。
※高校生の参加は無料です。4回シリーズの講座ですが、高校生は1回だけでの参加も可能です。
※アーカイブ配信(録画)も視聴できます。
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 菊地 俊夫 |
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肩書き | 東京都立大学 大学教育センター 特任教授 |
プロフィール | 理学博士。 筑波大学大学院博士課程地球科学研究科修了。東京都立大学都市環境学部教授を経て、東京都立大学名誉教授。現在は東京都立大学大学教育センター特任教授。専門は地理学(農業・農村地理学、観光地理学)、および自然ツーリズム学。主な著書は、『ツーリズムの地理学』(二宮書店)、『自然ツーリズム学』(朝倉書店)、『フードツーリズムのすすめ』(フレグランスジャーナル社)など多数。 |
名前 | 沼田 真也 |
肩書き | 東京都立大学 都市環境学部観光科学科 教授 |
プロフィール | 日本学術振興会・特別研究員、国立環境研究所・NIESポスドクフェロー、科学技術振興機構・係長、フェロー、本学准教授を経て、2017年より本学教授。専門は自然ツーリズム、保護地域管理、都市生態学、熱帯生物学で、自然保護地域のマネジメントと観光に関する研究、熱帯雨林の研究や都市における社会と多様な生物の共存に関する研究に携わってきた。 |
名前 | 市古 太郎 |
肩書き | 東京都立大学 都市環境学部都市政策科学科 教授 |
プロフィール | 国内外の災害復興調査(中越,伊豆大島,トルコ,台湾,インドネシア)に従事。東日本大震災においては集落再建支援を融合させた研究を展開中。 |
名前 | 清水 哲夫 |
肩書き | 東京都立大学 都市環境学部観光科学科 教授、地域共創科学研究センター長 |
プロフィール | 東京都立大学都市環境学部観光科学科 教授。 1993年東京工業大学工学部土木工学科卒業、1995年東京工業大学大学院理工学研究科土木工学専攻修了、2002年に東京工業大学から博士(工学)授与。1995年東京工業大学工学部助手、2001年東京大学大学院工学系研究科助手、2003年同助教授、2007年同准教授を経て、2011年より東京都立大学大学院都市環境科学研究科教授に就任。2017年より公益社団法人日本観光振興協会総合調査研究所所長兼日本観光振興アカデミー学長を兼務。その他慶應義塾大学理工学部、ローマ大学持続開発研究センターで客員研究員、東京理科大学、東京電機大学で非常勤講師。 研究分野は交通学および観光政策・計画学で、特にIntelligent Transport System、交通需要推計手法、アジアメガシティーの交通問題、観光統計、観光・交通行動分析、観光・交通ビッグデータを主要な研究課題としている。2010年に「観光統計を活用した実証分析に関する論文表彰」で観光庁長官賞を受賞。国土審議会計画部会自立地域社会専門委員会委員をはじめ、官公庁や自治体の多数の専門委員会で委員等を務める。 |
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