学内講座コード:”2141T013
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主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 飯田橋キャンパス (東京都) ]
講座名:
名奉行の力量-江戸世相史話
申し込み締切:
2022年02月23日 (水) 23:30
開催日時:
2月24日(木)~3月17日(木)/18:30~20:00
入学金:
3,000円
受講料:
10,100円
定員:
15名
講座回数:
4回
講座区分:
その他
その他:
補足:
-
【講座内容】
名奉行といえば、大岡越前守忠相、遠山左衛門尉景元(通称金四郎)の名があがる。大岡は『大岡政談』により、また遠山金四郎は「刺青をした名奉行」として、ともに裁判に優れた奉行のイメージがある。しかし、江戸時代は司法と行政が不可分で、町奉行は裁判官であるとともに江戸市政の行政官だった。実は、大岡も遠山も江戸市政の非常に優れた行政官だった。ここではおもに遠山金四郎を素材に取り上げ、名奉行とよばれた行政上の力量を見てみたい。町奉行遠山金四郎と老中水野忠邦との対立は、現場で働く者や責任者と現場から遊離した上層部との考え方のズレや軋轢でもあった。
※参考文献 藤田覚『遠山金四郎の時代』(講談社学術文庫、2015年)、藤田覚『の力量』(講談社学術文庫、2021年)
【講座スケジュール】
第1回 02-24 18:30~20:00
第2回 03-03 18:30~20:00
第3回 03-10 18:30~20:00
第4回 03-17 18:30~20:00
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 藤田 覚 |
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肩書き | 東京大学名誉教授 |
プロフィール | 東京大学史料編纂所教授、同大学院人文社会系研究科教授を経て、現在は東京大学名誉教授。専攻は日本近世史。『近世後期政治史と対外関係(東京大学出版会)』で角川源義賞受賞。主な著作として『幕末から維新へ(岩波書店)』『勘定奉行の江戸時代(ちくま新書)』『幕末の天皇(講談社選書)』『泰平のしくみ 江戸の行政と社会(岩波書店)』、2018年7月に『光格天皇(ミネルヴァ日本評伝選)』を上梓。 |
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