学内講座コード:2131T003
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主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 飯田橋キャンパス (東京都) ]
講座名:
名門水野家の御家再興1 ―8代当主水野忠友の歩んだ道
申し込み締切:
2021年10月28日 (木) 23:30
開催日時:
10月29日(金)~11月19日(金)/18:00~19:30
入学金:
3,000円
受講料:
10,100円
定員:
15名
講座回数:
4回
講座区分:
後期
その他:
補足:
-
【講座内容】
徳川家康の生母、於大の方につらなる名門水野家は、当主の乱心による享保10年(1725)7月28日の江戸城松之廊下での刃傷事件で、7万石の譜代大名から7000石の旗本へ転落してしまいます。その立て直しに、生涯をささげることになるのが、8代当主水野忠友、そして忠友の婿養子となる9代当主忠成(ただあきら)です。
本講座では、水野家再興の前半、8代忠友の歩んだ道を多様な史料から明らかにし、次の講座で、9代忠成を扱います。
また、本シリーズのもう一つのテーマは、将軍側近と幕府官僚の関係です。忠友・忠成は、8代将軍徳川吉宗から11代家斉までの時代を駆け抜けた将軍側近でありながら、老中を兼ねていたのです。その権力はどのようなものだったのでしょうか。彼らの姿から、江戸時代後期の幕府政治のありようを見ていくことにしましょう。
【講座スケジュール】
第1回 10-29 18:00~19:30
第2回 11-05 18:00~19:30
第3回 11-12 18:00~19:30
第4回 11-19 18:00~19:30
単位数:1単位
名前 | 福留 真紀 |
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肩書き | 東京工業大学准教授 |
プロフィール | 博士(人文科学)。現在、東京工業大学准教授。専攻は日本近世政治史。単書に、『徳川将軍側近の研究』(校倉書房、2006年)、『名門譜代大名・酒井忠挙の奮闘』(角川学芸出版、2009年)、『将軍側近 柳沢吉保 ―いかにして悪名は作られたか』(新潮社、2011年)、『将軍と側近 ―室鳩巣の手紙を読む』(新潮社、2014年)『名門水野家の復活 ―御曹司と婿養子が紡いだ100年』(新潮社、2018年)、共著に、幕藩研究会編『論集 近世国家と幕府・藩』(岩田書院、2019年)などがある。 |
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