演劇を楽しむ:新国立劇場『ガラスの動物園』について Tokyo シアター&レクチャーシリーズ 第3弾

※現在、この講座の申し込みは
行っていません。

• 講座詳細

  【講座内容】
  Tokyo シアター&レクチャーシリーズは、文化都市Tokyoの魅力ある劇場を楽しむ講座です。新国立劇場は、オペラ、バレエ、ダンス、演劇の現代舞台芸術のための国内唯一の国立劇場として、1997年開場以来、現在まで、世界水準の公演を国内外で上演してきました。
  
  新国立劇場・演劇部門の2021/22年シーズン開幕公演は『ガラスの動物園』。テネシー・ウィリアムズの代表作ですが、この度上演されるのは、昨年3月にパリのオデオン劇場で初演された、イヴォ・ヴァン・ホーヴェ演出による注目のプロダクション。母親アマンダ役を、パリでの公演同様、イザベル・ユペールが演じます。
  
  今回はまず、最初の2回の講座で『ガラスの動物園』という戯曲と作者テネシー・ウィリアムズについて、そして、演劇のみならずオペラ・ミュージカルなど幅広い分野で活躍する人気演出家イヴォ・ヴァン・ホーヴェとフランスの大女優イザベル・ユペールについて、それぞれお話しします。最終回では、フランスで上演された際の批評も紹介しながら、作品や演出について皆さんと一緒に考え、議論したいと考えています。
  
  【講座スケジュール】
  第1回 09／01 19:00～20:30
  第2回 09／08 19:00～20:30
  第3回 09／15 19:00～20:30

• 備考

  ※本講座は、新国立劇場の協力により実施するものです。
  
  本シリーズは通常、観劇を含めた講座を実施しておりますが、今回は皆様が公演鑑賞についてご自由に選択できるよう本学でのチケット手配は行いません。公演鑑賞をお希望の場合は、お手数ですが別途、新国立劇場ボックスオフィス、各種プレイガイド等にてチケットをお求めください。
  
  公演情報
  演目:海外招聘公演「ガラスの動物園」
  日程(予定):2021年9月12日(日)13時開演 ほか
  ※上記日程は現時点での予定です。公演日程については決定次第、新国立劇場ウェブサイトにて発表いたします。
  
  ▼公演情報はこちら
  
  https://www.nntt.jac.go.jp/play/glass_menagerie/
  
  会場:新国立劇場 中劇場(フランス語上演/日本語字幕付き)
  チケット代:S席 11，000円/A席 7，700円/B席 4，400円
  スタッフ:【作】テネシー・ウィリアムズ、【演出】イヴォ・ヴァン・ホーヴェ、
  【制作】国立オデオン劇場
  キャスト:イザベル・ユペール、ジャスティーン・バチェレ、シリル・グエイ、
  アントワン・レナーツ
  チケット一般発売日:2021年7月31日(土)10:00～
  チケットお申込み・お問合せ:新国立劇場ボックスオフィス 03／5352／9999
  
  単位数：1単位
  
  ※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
  お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

• 講師陣

  名前	新田 孝行
  肩書き	東京都立大学 非常勤講師、慶応義塾大学 非常勤講師
  プロフィール	映画(フランス映画史)・オペラ(現代の演出)研究。パリ第3大学映画視聴覚研究所客員研究員を経て現職。早稲田大学オペラ/音楽劇研究所招聘研究員。主な著作に『オペラ/音楽劇研究の現在 創造と伝搬のダイナミズム』(共著、水声社、2021年)『芸術のリノベーション オペラ・文学・映画』(共著、中央大学出版部、2020年)、『キーワードで読むオペラ/音楽劇 研究ハンドブック』(項目執筆、アルテスパブリッシング、2017年)。