学内講座コード:”2011Z004
この講座について質問する※現在、この講座の申し込みは
行っていません。
主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 飯田橋キャンパス (東京都) ]
講座名:
大学で何を学ぶか? 進学を目指す高校生の皆さんへ
申し込み締切:
2020年06月12日 (金) 23:30
開催日時:
6月13日(土)/14:00~17:00
入学金:
-
受講料:
0円
定員:
30
講座回数:
2回
講座区分:
1回もの
その他:
補足:
-
【講座内容】
自分は大学で何を学びたいのか。どのような視点で進路を選べばよいのか。大学での学びにふれながら、自分の興味を深めることで、学問を人生にどう生かすか、その先の将来にどう繋げていくかヒントをお伝えします。
~この講座でお伝えしたいこと~
●様々な情報に溢れている世の中で大事なことは、何が本質であるかを自分で考える力と行動する力である
●大学は、高校までのように教室に座っていれば教えてもらえる場所ではなく、自ら自分の考える力を伸ばす場所である
●一つのきっかけとして、人間とは何か、人生とは何であるかという問いについて一緒に考えたい
●今、日本の未来の創造には柔軟な発想力が必要とされている
そのためには基礎力の養成と共に、文理系を問わない、広範な知識や教養を身につけることが大切である
●日本はかつて経験したことのない様々な困難に直面している。この困難な状況を打開しすべての人間が尊厳をもって生きる社会を創りあげるのは、正義感と倫理観に裏付けられた、力強くてしなやかな若い知性をおいてほかならない
【世にない新しい超伝導物質のデザイン/水口】
超伝導を利用したシステムは世の中に大いに貢献しますが、超伝導システムの可能性をさらに広げるためには、新しい超伝導物質の発明(新物質デザイン)が重要です。
そのような研究を達成するには、専門的研究やスキルも必要ですが、実は発想力がないと、なかなか難しいのです。他人とは一味違った発想力を身に着けるためには、広範な知識の習得、基礎力・好奇心などを養う必要があり、高校での授業も非常に大切です。
超伝導物質をデザインする研究を簡単に紹介、発想力の重要さを共有し、今後の皆さんの可能性についても一緒に考えていきましょう。
【ヒトとマチをつなぐデザイン/菊竹】
インダストリアルアート学科では、様々な領域のデザイン教育・研究が行われています。デザインとは、意匠や表現だと思っていませんか。好奇心をもって日常を見直してみる、そこに新しい気づきが生まれるはずです。その気づきを源流に、アイディアを積み重ねていくプロセスの中で、少しずつ進化しながらデザインとして結実していくことを学びます。
私は、ヒトとマチをつなぐデザイン「スーパーグラフィック」を専門としています。聞きなれないかもしれませんが、バスのラッピングや工事現場の囲いを使ったグラフィックなど、皆さん目にしていることでしょう。都市のスケールで展開する事例を紹介、デザイン思考について一緒に考えてみませんか。
※先生方と直接お話ができます。
2019年開催の様子はこちら(大学公式ホームページ)
2019.8.9更新
哲学×マーケティングで「大学での学び」を考える。オープンユニバーシティ高校生向け特別講座を開講しました。
【講座スケジュール】
第1回 06-13 14:00~17:00
※受講当日、学生証を提示していただきます。
【対象者】
高校生限定(受講当日、学生証を提示していただきます)
単位数:0単位
名前 | 水口 佳一 |
---|---|
肩書き | 首都大学東京准教授 理学部 |
プロフィール | 2010年に筑波大学で博士(工学)を取得後、2011年に首都大学東京・電気電子工学専攻の助教に着任。2017年から物理学専攻の准教授として超伝導物質研究室を主宰(2018年度から先導研究者)。専門は超伝導や熱電材料の新物質探索と物性解明に関する研究。最近は物理と化学を融合した新物質研究を意識し、だれも思いつかないような物質設計手法の開発を進めている。 |
名前 | 菊竹 雪 |
肩書き | 首都大学東京教授 システムデザイン学部 |
プロフィール | 大学で建築を学び、日本デザインセンターを経て、ミラノにてインダストリアルデザイナー、アンジェロ・コルテージに師事。1994年文化庁派遣芸術在外研修員として英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アートで建築、空間、環境にかかわる概念にとらわれないグラフィックデザインを学ぶ。グローバルな視点と斬新さと繊細さを兼ね備えた感性により、日本におけるスーパーグラフィックのパイオニアとして活躍中。日本グラフィックデザイナー協会新人賞、通産大臣賞、グッドデザイン賞など国内外受賞多数。 |
名前 | 河西 奈保子 |
肩書き | 首都大学東京教授 大学教育センター 兼 高大連携室長 |
プロフィール |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.