学内講座コード:”1941T001
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主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 飯田橋キャンパス (東京都) ]
講座名:
江戸の文人・学者の手紙を読む
申し込み締切:
2020年01月07日 (火) 23:30
開催日時:
1月8日(水)~1月22日(水)/14:30~16:30
入学金:
3,000円
受講料:
10,000円
定員:
20
講座回数:
3回
講座区分:
数回もの
その他:
補足:
-
【講座内容】
江戸時代の文人・学者の手紙を読んで、その面白さをご一緒に味わいたいと思います。
今回は、寛政の三博士の一人・尾藤二洲(びとうじしゅう)とその師・宇田川楊軒、伊勢松坂の国学者・本居宣長とその師・賀茂真淵、蛮社の獄で処罰された三河田原藩家老で画家の渡辺崋山とその師・松崎慊堂(まつざきこうどう)、この三者の師弟の間で交わされた手紙を取り上げます。
それぞれ人生の岐路に立って、熟慮の上、届けた手紙です。どのような決断をどう伝えているのでしょうか。
師弟や君臣のように職位や身分の上下の差が厳密であった江戸の社会において、出処進退のありかたは現代とは異なります。師や君主や国家を批判することは、許されることではありませんでした。しかし、「処士横議」(幕末の志士が国政を自由に議論すること)の時代はすぐ近くに来ています。三者の手紙を近代精神の胎動として読んでみます。
【講座スケジュール】
第1回 01-08 14:30~16:30
第2回 01-15 14:30~16:30
第3回 01-22 14:30~16:30
※教材はプリントを配布します。
単位数:1単位
名前 | 稲田 篤信 |
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肩書き | 首都大学東京名誉教授・元二松学舎大学特別招聘教授 |
プロフィール | 江戸時代の小説(上田秋成や曲亭馬琴)と学問(漢籍の受容)を研究。 |
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