学内講座コード:”1931T008
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主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 飯田橋キャンパス (東京都) ]
講座名:
将軍側近と老中たち? 儒学者室鳩巣のみた8代吉宗政権
申し込み締切:
2019年10月24日 (木) 23:30
開催日時:
10月25日(金)~11月29日(金)/19:00~20:30
入学金:
3,000円
受講料:
10,000円
定員:
25名
講座回数:
4回
講座区分:
後期
その他:
補足:
-
【講座内容】
本講座は、6代家宣・7代家継の時代を扱った夏期講座に引き続き、8代吉宗に注目した第2弾です。家宣・家継・吉宗という徳川将軍三代に仕えた儒学者、室鳩巣。彼の残した手紙を読み解きながら、政治家たちの人間模様を見ていきます。いわば、将軍の近くからの定点観察です。
最高権力者である将軍と、取り立てられたその側近。しかし側近は、将軍との人間関係を基盤としているため、将軍が替われば、政治の表舞台から去らなければなりませんでした。それに対して老中は、幕府官僚として役職のトップに居続けることになります。将軍側近と老中のせめぎあいに、この時代の幕府政治の本質が見えてきます。鳩巣に導かれながら、生々しい人間関係を読み解き、現代の政治世界にも思いをはせてみましょう。
【講座スケジュール】
第1回 10-25 19:00~20:30
第2回 11-08 19:00~20:30
第3回 11-15 19:00~20:30
第4回 11-29 19:00~20:30
単位数:1単位
名前 | 福留 真紀 |
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肩書き | 東京工業大学准教授 |
プロフィール | 博士(人文科学)。現在、東京工業大学准教授。専攻は日本近世政治史。著書に、『徳川将軍側近の研究』(校倉書房、2006年)、『名門譜代大名・酒井忠挙の奮闘』(角川学芸出版、2009年)、『将軍側近 柳沢吉保 ―いかにして悪名は作られたか』(新潮社、2011年)、『将軍と側近 ―室鳩巣の手紙を読む』(新潮社、2014年)『名門水野家の復活 ―御曹司と婿養子が紡いだ100年』(新潮社、2018年)などがある。 |
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