若者向けエンターテインメント小説を読む ライトノベル・現代児童文学から「現実」「物語」「人間」を問い直す

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• 講座詳細

  【講座内容】
  ライトノベルをはじめとする現代若者向けエンターテインメント小説は、児童文学やアニメーションといった隣接する文化領域を巻き込みながら、多様なコンテンツを生み出しつつあります。本講座では、この若者向けエンターテインメント小説がどういう問題意識や現代社会認識の上に物語を紡ぎ出しているのか見ていきます。
  小説は、読者の数だけ読み方があります。授業では、ディスカッションなどを通して、こうした一人一人の問題意識をすくい上げていきたいと考えています。
  
  【講座スケジュール】
  第1回 09-03 13:00～14:30
  第2回 09-10 13:00～14:30
  第3回 09-17 13:00～14:30
  第4回 09-24 13:00～14:30

• 備考

  ※教材はプリントを配布します。
  ※状況に応じて適宜ディスカッションなどを行う予定です。
  
  単位数：1単位

• 講師陣

  名前	井上 乃武
  肩書き	首都大学東京・東京都立産業技術高等専門学校非常勤講師
  プロフィール	現代日本児童文学・ライトノベル研究。東京都立大学大学院博士課程修了。児童文学・ライトノベルにおいて「ファンタジー」がどう描かれているのか、その背景にどういう発想が潜んでいるのか、読者をとりまく「現実」や評論を意識しながら研究しています。主な著作は、『ライトノベル研究序説』『ライトノベル・スタディーズ』(青弓社、共著)、「物語を『読む』ということ――荻原規子作品における物語受容の問題」(「ライトノベル・フロントライン」第2号)。