学内講座コード:”1831T009
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主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 飯田橋キャンパス (東京都) ]
講座名:
1940年・1964年東京オリンピックの正負の遺産 オリンピックで東京はどう変わったか
申し込み締切:
2018年10月25日 (木) 23:30
開催日時:
10月26日(金)~11月2日(金)/18:00~19:30
入学金:
3,000円
受講料:
5,000円
定員:
30名
講座回数:
2回
講座区分:
数回もの
その他:
補足:
-
【講座内容】
2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催を2年後に控えて、1940年東京オリンピック(返上)と1964年東京オリンピック(実施)という国家プロジェクトの意義を都市政策および東京現代史という観点から講義を行います。東京オリンピックが招致された時代背景、競技場・選手村の場所の検討、関連する道路・公園などインフラ整備などを取り上げます。1940年オリンピックの開催は返上となりましたが、馬事公苑、戸田漕艇場などは建設が続行され、1964年オリンピックの会場となりました。1964年オリンピックの競技場・選手村(明治神宮外苑、代々木、駒沢、朝霞など)の経緯と跡地利用、環状7号線、国道246号線など関連道路整備、首都高速道路の新設、地下鉄日比谷線・浅草線開通などによって、東京は大きく変容し、高度成長を遂げる首都東京の姿が出来上がりました。一方では、河川と公園を犠牲にした首都高速道路のルートは東京の美観、景観の点で負の遺産となりました。
【講座スケジュール】
第1回 10-26 18:00~19:30
第2回 11-02 18:00~19:30
※参考図書:『東京都市計画の遺産 ─防災・復興・オリンピック』越澤明(ちくま新書)1,058円(税込)、『東京都市計画物語』越澤明(ちくま学芸文庫)1,512円(税込) 。
※スポーツは講義内容には含みません。
【対象者】
公務員(事務・技術)、中学・高校教員、大学教員、大学院生など(一般の方で都市政策に興味のある方)
単位数:1単位
名前 | 越澤 明 |
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肩書き | 北海道大学名誉教授 |
プロフィール | 東京大学工学部都市工学科卒、同大学院博士課程修了、工学博士(東京大学)。北海道大学大学名誉教授。著書『東京の都市計画』(岩波新書)から『東京都市計画の遺産』(ちくま新書)まで主著は新書・文庫として出版。学会賞多数。 |
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