学内講座コード:1811G009
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主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 飯田橋キャンパス (東京都) ]
講座名:
ロシア語で読むコルモゴロフの「確率論の基礎概念」 数学の一分野としての確率論はいかにしてつくられたか
申し込み締切:
2018年05月11日 (金) 23:30
開催日時:
5月12日(土)~6月2日(土)/10:00~11:30
入学金:
3,000円
受講料:
10,000円
定員:
20
講座回数:
4回
講座区分:
前期
その他:
補足:
-
【講座内容】
確率論といってもさいころを転がしているだけではありません。現在では解析学の一分野として大きな発展を遂げ、金融工学などにも応用されています。
改めて考えてみると確率とは何でしょうか。さいころの1の目が出る確率が1/6とはどういう意味でしょうか。コルモゴロフは公理を定めることにより数学としての確率論を構築しました。ちょうどユークリッド幾何学がいくつかの公理から構築されているように。
この講座では、毎回、解説をしてからコルモゴロフの「確率論の基礎概念」の抜粋をロシア語で読んでいきます。途中適宜省略しながら、公理から始めて、「さいころを投げ続けていくと1の目がでる割合は1/6に近づく」という大数の法則を導くことを目標とします。数学の文章のロシア語は決して難解ではありません。例えば、動詞の過去形は使われていません。
邦訳はコルモゴロフ「確率論の基礎概念」がちくま学芸文庫として出版されています。
【講座スケジュール】
第1回 05-12 10:00~11:30
第2回 05-19 10:00~11:30
第3回 05-26 10:00~11:30
第4回 06-02 10:00~11:30
※事前にテキスト、単語帳をご希望の方は、講師にメールでご連絡いただければ配付いたします。講師メールアドレス : khattori@tmu.ac.jp
【対象者】
高校の確率論の知識がある方、また、初級ロシア語を習得されていることが望ましい。
名前 | 服部 久美子 |
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肩書き | 首都大学東京教授 理学部 |
プロフィール | 専門分野:確率過程論 ロシア語検定1級 |
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