元気なうちに元気なままで ～家族で学ぶ老年学講座(高齢期の健康)～

※現在、この講座の申し込みは
行っていません。

• 講座詳細

  この講座では、高齢期の健康をテーマに、高齢者の社会参加やフレイル予防、認知症予防といった観点から、それぞれの分野の専門家が最新の研究結果や具体的な事例を踏まえながら、わかりやすく解説していきます。
  単に病気のない状態を目指すのではなく、生活の質(QOL)を高めつつ健康寿命を延ばしていくためにはどうしていくのが良いかなどについて、科学的な根拠に基づいた正しい知識や実践方法を身につけることを目指していきます。
  
  【講座スケジュール】
  1. \t2021/06/12(土) \t10:40～12:10 \t高齢者やこれから高齢期を迎える人達が、どのように社会とかかわっていけば健康寿命を延ばし、生活の質を向上させていけるのか、いくつかの地域における実践事例を含めて解説する。 \t芳賀 博
  
  2. \t2021/06/19(土) \t10:40～12:10 \t高齢期の健康づくりはフレイル予防から始まることを理解した上で、フレイルや活動能力指標のチェック方法や具体的な予防策やポイントについて実践も交えながら解説する。 \t河合 恒
  
  3. \t2021/06/26(土) \t10:40～12:10 \t認知症とは何かについて概説した上で、医学的なデータに基づいた予防や進行を遅らせるための考え方、これからの認知症施策の方向性について解説する。 \t粟田 主一

• 備考

  〈申込締切日〉 5月28日(金)

• 講師陣

  名前	芳賀 博 （ハガ ヒロシ）
  肩書き	桜美林大学名誉教授 佐久大学看護学部客員教授 医学博士
  プロフィール	東京都老人総合研究所地域保健部門研究員、北海道医療大学看護福祉学部教授等を経て2007年 桜美林大学大学院老年学研究科教授(2020年 定年により退職)。2020年4月より現職。専門は社会老年学、ヘルスプロモーション。参加型行動研究の手法を用いて、介護予防及び高齢者の社会参加促進型ヘルスプロモーションプログラムの開発に取り組んでいる。著書に「高齢者保健福祉マニュアル」(南山堂)、「高齢社会のアクションリサーチ」(東京大学出版会)、「アクションリサーチの戦略‐住民主体の健康なまちづくり(ワールドプランニング)」など
  名前	河合 恒 （カワイ ヒサシ）
  肩書き	地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター研究所 研究員
  プロフィール	早稲田大学大学院人間科学研究科健康科学専攻博士後期課程修了。博士(人間科学)。専門は老年学、運動学。長期縦断研究による介護予防・フレイル予防研究、介護予防リーダー養成などを通した住民主体の介護予防・フレイル予防に関する実践的研究に従事。早稲田大学人間総合研究センター助手、東京都老人総合研究所介護予防緊急対策室研究員を経て現職。著書に、「完全版 介護予防マニュアル」法研(2015)など。
  名前	粟田 主一 （アワタ シュイチ）
  肩書き	地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター研究所 副所長 認知症未来社会創造センター センター長
  プロフィール	●略歴 1984年 山形大学医学部卒業 2001年 東北大学大学院医学系研究科精神神経学分野助教授 2005年 仙台市立病院神経科精神科部長兼認知症疾患センター科長 2009年 東京都健康長寿医療センター研究所自立促進と介護予防研究チーム研究部長 2013年(兼)東京都健康長寿医療センター認知症疾患医療センター長 2015年(兼)東京都健康長寿医療センター認知症支援推進センター長 2018年 東京都健康長寿医療センター研究所自立促進と精神保健研究チーム研究部長 2020年東京都健康長寿医療センター研究所副所長,認知症未来社会創造センター長 ●所属学会,役職,資格等 日本認知症学会副理事長,日本老年精神医学会理事,日本認知症ケア学会理事,日本応用老年学会理事,日本老年学会監事,日本老年医学会代議員,東京都認知症対策推進会議委員,文京区認知症施策連絡会会長,千代田区在宅医療・介護連携協議会認知症部会会長,認知症介護研究・研修東京センター運営協議会会長ほか.医学博士,精神保健指定医,日本精神神経学会専門医・指導医,日本老年精神医学会専門医・指導医 ●著書 「日常診療で出会う―高齢者精神障害のみかた」(中外医学社) 「認知症初期集中支援チーム実践テキストブック」(中央法規) 「スーパー図解:認知症・アルツハイマー病」(法研) 「認知症トータルケア」(日本医師会)ほか.