学内講座コード:312040a
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主催:
武蔵野大学 社会響創センター事務課 [ 武蔵野大学 三鷹サテライト教室 (東京都) ]
講座名:
源義朝とその一党 ―中世・近世の文学・芸能の作品から― 【連続講座】中世の人物像 ―文学と歴史からのアプローチ―
申し込み締切:
2019年10月01日 (火) 23:30
開催日時:
10月 2日(水)/15:00~16:30
入学金:
-
受講料:
1,500円
定員:
25
講座回数:
1回
講座区分:
1回もの
その他:
補足:
-
【講座内容】
源義朝は、平治の乱に敗れ、謀略によりあえない最後を遂げた平安時代末期の武将ですが、やがてその子源頼朝・義経らによる平氏一門の追討、そして頼朝による鎌倉開府と、東国における武家政権の確立を将来した人物です。その義朝の生涯は、『保元物語』『平治物語』等の軍記物語に語られるばかりでなく、幸若舞曲・謡曲・浄瑠璃等の芸能にも語り演じられ、そして絵巻や絵解きといった絵画資料にも描かれ、様々な文芸によって伝承されて来ました。その伝承には、乳母子の鎌田正清やその一族、若武者の渋谷金王丸の活躍とその余生等、義朝の最期に立ちあっていた一党に関する伝承もまた大きく関与していたと思われます。源義朝とその一党の登場する、中世・近世に成立した様々な文学・芸能の作品の読解と鑑賞とを通して、受講者の皆さんと、東国における源氏再興の伝承を辿り、考えてみたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回10月 2日(水)
名前 | 岩城 賢太郎 |
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肩書き | 本学准教授 |
プロフィール | 日本古典文学(軍記物語)・日本古典芸能(能楽・浄瑠璃)専攻、武蔵野大学文学部准教授、大妻女子大学文学部非常勤講師 ○「幸若舞曲『鎌田』から近世演劇へ-荒事の渋谷金王丸が形成されるまで-」(小林健二編『中世文学と隣接諸学7中世の芸能と文芸』2012年、竹林舎) ○「渋谷区金王八幡宮の金王桜―中世・近世文芸が武蔵国に伝えた源氏再興伝承」(土屋忍編『武蔵野文化を学ぶ人のために』2014年、世界思想社) |
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