学内講座コード:311042e
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主催:
武蔵野大学 社会響創センター事務課 [ 武蔵野大学 三鷹サテライト教室 (東京都) ]
講座名:
『百人一首』から、平安朝時代の天皇の和歌を読む 【連続講座】歴代天皇の足跡をたどる 第5回目
申し込み締切:
2019年05月30日 (木) 23:30
開催日時:
5月31日(金)/13:00~14:30
入学金:
-
受講料:
1,500円
定員:
17名
講座回数:
1回
講座区分:
1回もの
その他:
補足:
-
【講座内容】
『百人一首』の8人の天皇のうち、上代(天智天皇・持統天皇)・中世(後鳥羽天皇・順徳天皇)を除き、平安朝時代の4名の天皇(陽成天皇・光孝天皇・三条天皇・崇徳天皇)の和歌を鑑賞します。
13 筑波嶺の峰より落つる男女の川 恋ぞ積もりて淵となりける 陽成院
15 君がため春の野に出でて若菜つむ わが衣手に雪は降りつつ 光孝天王
68 心にもあらで憂き世に長らへば 恋しかるべき夜半の月かな 三条院
77 瀬を早み岩にせかるる滝川の われても末に逢はむとぞ思う 崇徳院
陽成院は清和帝皇子(母は高子)で奔放不羈、そのため十七歳で退位となり、藤原基経は五十五歳の光孝天皇を立てましたが、これも在位四年で薨去。三条院は在位中、皇位継承問題と眼病に悩み、藤原道長に退位を迫られ譲位。崇徳院は保元の乱に敗れて讃岐国に配流され配所で死去、怨霊になったという。崇徳院には勅撰集『詞花和歌集』『久安百首』などがあります。いずれも特異な御代を送り、その生涯にも和歌にも関心が寄せられています。
【講座スケジュール】
第1回 5月31日(金)
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 松村 武夫 |
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肩書き | 本学名誉教授 |
プロフィール | 1940年生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。武蔵野女子大学短期大学部長、武蔵野大学文学部長、大学院研究科長をへて、現在、本学名誉教授。平安時代末期の文学(和歌文学、歴史物語など)を研究領域とし、主な著書に『校注水鏡』『水鏡全注釈』『実用国語辞典』等がある。 |
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