学内講座コード:291020
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主催:
武蔵野大学 社会響創センター事務課 [ 武蔵野大学 三鷹サテライト教室 (東京都) ]
講座名:
狂言の流派差
申し込み締切:
2017年08月28日 (月) 23:30
開催日時:
8月29日(火)~ 9月26日(火)/13:00~14:30
入学金:
-
受講料:
7,500円
定員:
50
講座回数:
5回
講座区分:
前期
その他:
補足:
-
【講座内容】
狂言には、現在、大蔵流と和泉流と二つの流派があります。どちらか一流だけが専有している曲もありますが、多くの曲は両流がともに所有しています。しかし、同じ曲でも流派が違うと内容を異にする場合が少なくありません。これは能と違う狂言の特徴です。
構想の違い、演技の違い、部分的な趣向の違い、全体的な味わいの違い等のケースを、狂言を代表する名作の上に見ることにします。
【講座スケジュール】
第1回 8月29日(火) 「木六駄」―和泉流から大蔵流へ
第2回 9月 5日(火) 「萩大名」―大名像の描かれ方
第3回 9月12日(火) 「素袍落」―太郎冠者の哀歓
第4回 9月19日(火) 「無布施経」―宗教者の建て前と本音
第5回 9月26日(火) 「鐘の音」「蝸牛」―作劇術と趣向
名前 | 羽田 昶 |
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肩書き | 本学客員教授・元本学能楽資料センター長 |
プロフィール | 1939年(昭和14)東京生。國學院大學文学部卒。海城高等学校・開成高等学校教諭、東京国立文化財研究所芸能部研究員、室長を経て、2000-2010年(平成12-22)武蔵野女子大学(武蔵野大学)教授。その間、2002年(平成14)より同大学能楽資料センター長。現在、武蔵野大学客員教授、同大学能楽資料センター研究員。専攻は能・狂言を中心とする演劇研究。観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞。 著書(共著)に『狂言・鑑賞のために』(1974、保育社)、『能・本説と展開』(1977、桜楓社)、『能の作者と作品』(1987、岩波書店)、『能の囃子事』(1990、音楽之友社)、『能楽大事典』(2012、筑摩書房)ほか。 |
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