学内講座コード:282045
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主催:
武蔵野大学 社会響創センター事務課 [ 武蔵野大学 三鷹サテライト教室 (東京都) ]
講座名:
『カンタベリー物語』に描かれた強い女性
申し込み締切:
2017年02月28日 (火) 23:30
開催日時:
3月 1日(水)~ 3月15日(水)/13:00~14:30
入学金:
-
受講料:
3,000円
定員:
30
講座回数:
2回
講座区分:
数回もの
その他:
補足:
-
【講座内容】
14世紀イギリスの物語詩人、ジェフリー・チョーサーによる古典『カンタベリー物語』には様々な女性が登場します。チョーサーは女性を描くことに特に熱心だったと言えるでしょう。今回の講座では、とりわけ読者の注意を引くふたりの強い女性、「学僧の話」のグリゼルダと、「バースの女房のプロローグと話」の語り手、バースの女房を取り上げて、中世末期の文化や社会との関連なども交えつつ、解説します。前者は貴婦人で、夫の無理難題にひたすら従いつつも自分を見失わない聖女のような女性です。後者は庶民のおかみさんで、行動力溢れた男勝りの大変な女傑です。対照的な2人ですが、超人的とも言えるたくましさという点で共通しています。
【講座スケジュール】
第1回 3月 1日(水) 「学僧の話」のグリゼルダについて
第2回 3月15日(水) 「バースの女房のプロローグと話」について
【教材】
【参考図書】『カンタベリー物語』(中)(岩波文庫)参考書として
名前 | 末松 良道 |
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肩書き | 元本学教授 |
プロフィール | 東京都立大学大学院人文科学研究科英文学専攻博士課程満期退学 文学修士 元武蔵野大学教授 中世英文学、特に中世イギリス演劇を研究領域とする。 主な著作・論文として「マリ・ド・フランスの狼男伝説─ビスクラヴレットをめぐって─」(『世界文学』第84号)、「“Deeme Love”、あるいはニコラスの密かな歓び─『カンタベリ物語』における学僧─」(『世界文学』第89号)。 |
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