学内講座コード:18220013
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主催:
明治大学リバティアカデミー [ 明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス (東京都) ]
講座名:
地域から見た古代文学 『風土記』逸文を読む
申し込み締切:
2018年09月20日 (木) 23:30
開催日時:
9月28日(金)、10月12日(金)、10月26日(金)、11月 9日(金)、11月30日(金)、12月14日(金)/15:00~16:30
入学金:
3,000円
受講料:
13,000円
定員:
40名
講座回数:
6回
講座区分:
後期
その他:
補足:
-
【講座趣旨】
本年は『風土記』逸文を取り上げます。逸文という断片ではありますが、それら伝承から様々な問題やテーマが浮き彫りになってくることでしょう。古代日本の地域とその風土について考える時、忘れてはならないのは地域を取り巻く環境です。古代での主な交通手段は船であったことからすると、風土形成において最も重要であったのは水上交通でした。この講座ではそのような水上交通に注目し、「地域」について考えてみたいと思います。
【講義概要】
第1回 9月28日(金) 『近江国風土記』逸文
伊香氏の始祖伝承を取り上げ、白鳥伝承のルーツを探ります。
第2回 10月12日(金) 『丹後国風土記』逸文(1)
奈具社の天女伝承を取り上げ、丹後と伊勢の関係について考えます。
第3回 10月26日(金) 『丹後国風土記』逸文(2)
浦嶋子伝承を中心に、龍宮伝承や日本海交易について講述します。
第4回 11月 9日(金) 『播磨国風土記』逸文
爾保都比売伝承を取り上げ、瀬戸内海航路について講述します。
第5回 11月30日(金) 『備後国風土記』逸文
蘇民将来伝承を取り上げ、牛頭天皇について考えます。
第6回 12月14日(金) 九州の『風土記』逸文
九州の『風土記』逸文伝承を取り上げ、韓半島との交流について講述します。
【教材】
配付資料
名前 | 堂野前 彰子 |
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肩書き | 明治大学経営学部兼任講師 |
プロフィール | 明治大学大学院修了、博士(文学)。日本古代文学専攻。古代日本文学における「交換・交易」についての研究を行う一方、琉球文学『遺老説伝』や韓国文学『三国遺事』の研究も行う。著書に『古代日本神話と水上交流』(三弥井書店)、『日本神話の男と女』(三弥井書店)、主な論文に「神話としての「一夜孕み」」、「『古事記』と交易の道」、「『常陸国風土記』に描かれた倭武天皇」、「『遠野物語』の中の蝦夷」などがある。 |
名前 | 永藤 靖 |
肩書き | コーディネータ,元明治大学文学部教授 |
プロフィール | 明治大学卒業。博士(文学)。著書に『古代日本文学と時間意識』(未来社)、『時間の思想』(教育社)、『中世日本文学と時間意識』(未来社)、『風土記の世界と日本の古代』(大和書房)、『古代説話の変容』(勉誠社)、『日本霊異記の新研究』(新典社)、『琉球神話と古代ヤマト文学』(三弥井書店)、『古代仏教説話の方法』(三弥井書店)、『日本神話と風土記の時空』(三弥井書店)など。 |
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