学内講座コード:18120010
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主催:
明治大学リバティアカデミー [ 明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス (東京都) ]
講座名:
DNAからさぐる古代の日本列島 第62回明治大学博物館公開講座考古学ゼミナール
申し込み締切:
2018年05月31日 (木) 23:30
開催日時:
6月 8日(金)、 6月15日(金)、 6月22日(金)、 6月29日(金)/18:00~20:00
入学金:
3,000円
受講料:
5,000円
定員:
100
講座回数:
4回
講座区分:
前期
その他:
補足:
-
【講座趣旨】
遺跡から出土する人骨や動物骨、植物に含まれるDNA(古DNA)を分析し、考古学の成果と照らし合わせてより具体的な姿を探る研究は、1980年代から行われてきました。分析可能な古DNAが残る良好な資料は極めて少ないため、そうした研究の事例は限られていましたが、ごくわずかな試料で分析を可能とするものや、短時間で大量の塩基配列を解読できる分析機器の発達などにより、この10年で研究が飛躍的に進展しました。今回の講座では、古DNAと考古学を組み合わせた研究の可能性と問題点、人骨による日本列島で生活していた縄文時代から古墳時代にかけての人々のルーツ、コメがもたらされたルートの研究の現状など、古DNAにより明らかになりつつあるトピックスを紹介します。
【特記事項】
【企画協力】明治大学文学部史学地理学科考古学専攻
※割引対象外講座です。
【講義概要】
第1回 6月 8日(金) 総論・古DNA解析と考古学―学際研究の方向性―
DNAから得られる情報と考古学はいかに連携できるのか。その概要と問題点について考えます。
第2回 6月15日(金) 「日本人」とはなにか DNAが語るルーツ
日本列島に住む人々は、どのように形成されていったのか。古人骨のDNAからそのルーツを探ります。
第3回 6月22日(金) コメは何処から・植物DNAから探る稲作伝来
まさに時代を変えるきっかけとなった穀物・コメ。長らく続けられてきた伝来ルートの論争の現状とは。
第4回 6月29日(金) 農耕社会の人びととDNA研究
DNA研究と考古学の海外の動向や、弥生時代から古墳時代のDNA
研究の現状を紹介します。
【教材】
配付資料
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 藤山 龍造 |
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肩書き | 明治大学文学部准教授 |
プロフィール | 2013年4月~2015年3月 学生部委員 2013年4月~2015年3月,2017年4月~ 人文科学研究所運営委員 2017年4月~ 文学部考古学専攻主任 その他,学内役職多数,地方自治体等での講演多数 |
名前 | 安達 登 |
肩書き | 山梨大学医学工学総合研究部教授 |
プロフィール | 日本法医学会会員(1996年より現在まで) 日本DNA多型学会会員(1996年より現在まで) 日本犯罪学会会員(1999年より現在まで) 日本人類学会会員(2000年より現在まで) 日本解剖学会会員(2000年より現在まで) アメリカ自然人類学会会員(2001年より現在まで) 厚生労働省・戦没者遺骨のDNA鑑定人会議メンバー(2004年7月から2005年3月まで) 日本DNA多型学会評議員(2011年11月より現在まで) Anthropological Science (Japanese series)編集委員(2013年1月より現在まで) 日本人類学会評議員(2013年4月より現在まで) |
名前 | 田中 克典 |
肩書き | 弘前大学人文学部助教 |
プロフィール | 講師は2件の招待講演(国際学会)、8件の学術講演(国内)、4件の一般市民向けの講演(国内)を行ってきた。このほか、2件の同志社大学での授業と1件の高校での授業も行ってきた。現在では、弘前大学にて前後期あわせて、3単位の授業(学部:2単位、大学院:1単位)と学生実験を担当している。 |
名前 | 太田 博樹 |
肩書き | 北里大学医学部准教授 |
プロフィール | 教育活動:北里大学医学部において解剖学講義・解剖学実習、慶應義塾大学理工学部、東京大学教養学部などで非常勤講師 |
名前 | 島田 和高 |
肩書き | 明治大学博物館学芸員(考古部門)、コーディネータ |
プロフィール | 明治大学大学院博士後期課程中退。専門は旧石器時代の考古学。明治大学博物館学芸員として考古部門を担当する。現在は、石器時代の黒曜石資源開発史や日本列島における現代人の定着に関する考古学的研究を推進。 |
名前 | 忽那 敬三 |
肩書き | 明治大学博物館学芸員(考古部門)、コーディネータ |
プロフィール | 1975年静岡生まれ。大阪大学大学院博士課程前期修了。岡山大学埋蔵文化財調査研究センター助手を経て現職(考古部門担当)。埋葬に関わる遺物や遺跡から、弥生・古墳時代の家族や祭祀のありかたを復元する研究に取り組む。おもな著作に、「ゴーランドが見た古墳と明治期の日本」(『古代学研究』196,2012)、「弥生人のライフプロセス」(同成社『弥生時代の考古学』9,2011)、『王の埴輪-玉里舟塚古墳の埴輪群-』(2010)など。 |
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