学内講座コード:18120005
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主催:
明治大学リバティアカデミー [ 明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス (東京都) ]
講座名:
映画が娯楽の王様だったころ よみがえる映画文化、上映の場としての映画館を中心に
申し込み締切:
2018年05月11日 (金) 23:30
開催日時:
5月19日(土)、 6月 2日(土)、 6月 9日(土)、 6月16日(土)、 6月23日(土)/10:30~12:00
入学金:
3,000円
受講料:
12,000円
定員:
40名
講座回数:
5回
講座区分:
前期
その他:
補足:
-
【講座趣旨】
テレビやビデオの技術的な発展によって、映画は映画館だけではなく、自宅でも鑑賞することが可能となりました。こうした視聴形態の変化と娯楽の多様化によって、地方に根ざした小さな映画館や移ろいゆく都市の文化を育んだ映画館が次々と閉鎖され、独特な「映画館文化」が失われていきました。映画文化は、その上映の歴史と密接に結びついています。映画館という「場(トポス)」は、その時代その土地の大衆文化を濃密に反映し、私達にその息づかいを生き生きと伝えてくれます。
この講座では無声映画時代から現在までの映画館を様々な具体例をあげながら検討します。日本の映画館が中心となっていますが、映画文化が極めて盛んであるアメリカの映画館も講義対象となります。
【講義概要】
第1回 5月19日(土) サイレントからトーキーへ
映画がサイレントからトーキーに変わったことで映画館がどう変化したのかを学びます
第2回 6月 2日(土) 戦時下日本の映画館と統制
戦時下において映画館が様々な仕方で統制されていく過程を明らかにしていきます
第3回 6月 9日(土) 日米の映画館比較
日本とアメリカで映画の見方がどのように似て異なるのかを学びます
第4回 6月16日(土) 地域と映画館の関連性
映画館と都市空間の総合関係と結合を見ながら、映画館は地域文化に果たす役割を検討していきます
第5回 6月23日(土) 神戸の映画文化と映画館マップ
神戸にあった映画文化を伝えるノンフィルム資料や映画館マップの役割を検討します
【教材】
配付資料
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | シェアマン スザンネ |
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肩書き | コーディネータ、明治大学法学部教授 |
プロフィール | オーストリア(ウィーン)出身。早稲田大学文学研究科演劇映像学科修了。文学博士。日本映画史専攻。黒澤明の『七人の侍』を研究。著書に『成瀬巳喜男・日常のきらめき』(キネマ旬報社、1997年)など。 |
名前 | 上田 学 |
肩書き | 神戸学院大学人文学部准教授 |
プロフィール | 2010年立命館大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。 早稲田大学演劇博物館助手(2009~2011年度)を経て、2011年から東京工芸大学、自治医科大学等で非常勤講師を務める。『日本映画草創期の興行と観客 東京と京都を中心に』(単著、早 稲田大学出版部)、『浅草文芸ハンドブック』(共著、勉誠出版)他。「無声映画」をテーマとした多数の講演実績あり。 |
名前 | 近藤 和都 |
肩書き | 国際日本文化研究センター共同研究員 |
プロフィール | 2012年早稲田大学文学部卒業。2014年東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。映画関連資料館と連携し、資料のデジタルアーカイヴ化および関連シンポジウムでの発表活動を多数行う。 |
名前 | 仁井田 千絵 |
肩書き | 早稲田大学招聘研究員・非常勤講師 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。早稲田大学文学学術院助手、日本学術振興会特別研究員を経て、現職。共訳書に『エジソンと映画の時代』(森話社)。 |
名前 | 田中 晋平 |
肩書き | 一般社団法人神戸映画保存ネットワーク客員研究員 |
プロフィール | 神戸映画資料館にてノンフィルム資料の整理作業に携わっており、地域の映画館文化や自主上映活動についての講演実績がある。共著に『現代映画思想論の行方』(晃洋書房)。 |
名前 | ドメーニグ ローランド |
肩書き | 元明治大学法学部客員教授 |
プロフィール | ウィーン大学東アジア研究所にて日本文化を研究。日本の映画、またサブカルチャーに通暁、日本映画界に就いての論考も著す。長らくウィーン大学で教鞭を執った後、来日して明治学院大学に勤める。 |
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