学内講座コード:18120001
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主催:
明治大学リバティアカデミー [ 明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス (東京都) ]
講座名:
ポップカルチャーへの招待 文学的感性から「現代文化」を再発見する
申し込み締切:
2018年05月10日 (木) 23:30
開催日時:
5月18日(金)、 5月25日(金)、 6月 1日(金)、 6月 8日(金)、 6月15日(金)、 6月22日(金)、 6月29日(金)、 7月 6日(金)/13:00~14:30
入学金:
3,000円
受講料:
18,000円
定員:
50
講座回数:
8回
講座区分:
前期
その他:
補足:
-
【講座趣旨】
「ポップカルチャー」というと、どのようなイメージがあるでしょう。メディアミックスを含めて、テレビドラマ・映画・アニメ・漫画…。日々、多くの作品(コンテンツ)が、流れるように消費されゆく現代。その中で、宣伝告知やレビューといった形で、いわゆる「あらすじ」にふれる機会も少なくありません。ですが、これらの作品の面白さは、決して分かりやすい「物語の表層」にあるだけではありません。
多くの芸術がそうであるように、話題となる作品とその現象には、受け手(現代人)の感性や想像力に訴えかける、それ相応の仕掛けや構造というものが潜んでいます。
本講座では、近年注目を集めた作品を例に、その魅力と奥深さを「文学」を読むような視点・方法で捉え返し、ポップカルチャーの《新たな観方》を探求していきます。
※取り上げる作品は、初回に詳しく案内します。各自、レンタル等で予め鑑賞することをお薦めします。
【講義概要】
第1回 5月18日(金) ポップカルチャーとは何か?
近年の話題作を概観しながら「作品の見方」を確認・点検してみる
第2回 5月25日(金) アニメ/小説
新海誠『君の名は。』のヒットの深層
第3回 6月 1日(金) テレビドラマ(1)(「月9」ラブストーリー)
『SUMMER NUDE』ほか ―「震災後」に恋愛を描くということ
第4回 6月 8日(金) アニメーション映画
宮崎駿とアール・ブリュット ―ポップならざるポップ?、あるいは臨界領域の芸術
第5回 6月15日(金) J-POP(ポップミュージック)
Perfumeと中田ヤスタカ ― 平成の「紀貫之」たり得るか?
第6回 6月22日(金) アイドル 【対談形式】
AKB 48ほか ―情報化社会における「語りえぬもの」としての偶像
第7回 6月29日(金) 漫画
高野苺『orange』ほか ―見る言葉/聴く言語、流動する日本語
第8回 7月 6日(金) テレビドラマ(2)(医療・刑事ドラマ)
『コード・ブルー3』ほか ―シリーズものの「完結/未完」性
【教材】
配付資料
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 須永 恆雄 |
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肩書き | 明治大学法学部教授、コーディネータ |
プロフィール | 東京都立大学人文学部大学院博士課程終了後、信州大学を経て、現職。 訳書に『モーツァルトのベースレ書簡を読む』(シンフォニア)、『指揮者とオーケストラの間』(同)、『ウィーンの内部への旅』(彩流社)、『マーラー書簡集』(法政大学出版)など。 |
名前 | 柿谷 浩一 |
肩書き | 早稲田大学総合人文科学研究センター招聘研究員、同文化構想学部非常勤講師 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科に学んだ後、同大学助手を経て、早稲田大学、昭和女子大学などで非常勤講師を歴任。同大学総合人文科学研究センター招聘研究員。 専門はポップカルチャー、現代日本文学。各文学全集の編集協力の他、多くの作家の「年譜」制作も手がける。近年は文学研究の成果を取り入れた、新しいとドラマ論の構築を模索。月9『SUMMER NUDE』ブックレットにも監修協力。編著『日本原発小説集』(水声社)など。 2013年より早稲田大学ほか各大学で、ポップカルチャー関連の講義を担当。例年いずれの授業も、選外者多数の集客・話題実績あり。 明治大学OBでもあるアイドル・山下智久の考察を続け、ラジオ番組等にも出演経験あり。 |
名前 | 山田 哲平 |
肩書き | 明治大学名誉教授 |
プロフィール | 1946年東京麻布生まれ。麻布高校時代から藤原俊成女の和歌に関心を寄せるが、都立大学ではドイツ文学を学ぶ。その後、ドイツ近世美術の起源を辿るうちにイタリア美術史、とりわけボローニャ・ローマバロック古典主義絵画へと重心をずらす。20年前、高麗仏画との出会いから、高麗・六朝の漢詩、さらにはクメール陶器・青銅器収集へと関心は東洋に逸脱し、ホイアン陶器をきっかけに、現在ベトナムの漢詩に触手を動かしている。 |
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