学内講座コード:17220004
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主催:
明治大学リバティアカデミー [ 明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス (東京都) ]
講座名:
人類・資源環境系のダイナミクス 第61回明治大学博物館公開講座考古学ゼミナール
申し込み締切:
2017年11月02日 (木) 23:30
開催日時:
11月10日(金)、11月17日(金)、11月24日(金)、12月 1日(金)、12月 8日(金)/18:00~20:00
入学金:
3,000円
受講料:
5,000円
定員:
100
講座回数:
5回
講座区分:
後期
その他:
補足:
-
【講座趣旨】
人類の進化は、その当初から生存に有益な資源を開発することと歩みを共にし、これは現代社会にいたるまで連綿と受け継がれた人類の基本的な生存戦略です。人類・資源環境系研究は、先史時代の食料や道具の原材料などの資源獲得の観点から、多様な時空に展開する人間社会の特質と歴史的な展開を明らかにすることを目的としています。また、最後の氷河期から現在の後氷期にかけての気候変動に対する人類社会の反応や適応を資源獲得の視点から解明することにも大きな興味を持っています。本講座では、これまで明大考古学が蓄積してきた人類・資源環境系に焦点をあてた研究成果の一端を紹介します。
【特記事項】
【企画】明治大学博物館、明治大学黒耀石研究センター
※割引対象外講座です。
【講義概要】
第1回 11月10日(金) 人類と資源環境系のダイナミクスとはなにか?
オーストリア・アルプスにおける晩氷期の温暖化と人類適応を解説
第2回 11月17日(金) 氷河期末の環境変動にヒトはどう向きあったのか?
氷河期末の環境変動に伴う土器の出現、道具の変化、動植物資源利用の変化を解説
第3回 11月24日(金) 黒曜石の地球科学と分析化学
黒曜石の生成、黒曜石の物性と元素組成、黒曜石とその他文化財の分析化学を解説
第4回 12月 1日(金) 黒曜石と人類史研究の最前線
先史黒曜石研究から見た長距離運搬、海洋渡航、環境適応など現代人的行動の人類史研究を解説
第5回 12月 8日(金) 縄文社会の黒曜石開発と流通機構
縄文時代の黒曜石地下採掘と黒曜石流通のネットワーク、石鏃型式圏の最新研究を解説
【教材】
レジュメ資料
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 島田 和高 |
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肩書き | 明治大学博物館学芸員(考古学部門)、コーディネータ |
プロフィール | 明治大学大学院博士後期課程中退。専門は旧石器時代の考古学。明治大学博物館学芸員として考古部門を担当する。現在は、石器時代の黒曜石資源開発史や日本列島における現代人の定着に関する考古学的研究を推進。 |
名前 | 眞島 英壽 |
肩書き | コーディネータ,明治大学研究・知財戦略機構特任講師,明治大学黒燿石研究センター |
プロフィール | 九州大学大学院理学研究科博士課程(地質学専攻)修了。博士(理学)。特定課題研究ユニット人-資源環境系研究プロジェクト代表。2015年より黒耀石研究センターに所属して人類・資源環境系の理解に地質学・岩石学の視点から取り組む。現在,遺物黒曜石化学分析の国際的ネットワーク作りを行っている. |
名前 | 小野 昭 |
肩書き | 明治大学研究・知財戦略機構特任教授 |
プロフィール | 明治大学文学部卒、岡山大学法文学専攻科修了。博士(文学)北海道大学。専門は先史考古学。近年は環境変動と人類活動の関係の解明と比較考古学を推進。2010年から明治大学黒耀石研究センター長。 |
名前 | 橋詰 潤 |
肩書き | 明治大学研究・知財戦略機構特任講師 |
プロフィール | 1977年生まれ。日本学術振興会特別研究員(DC2)、明治大学研究知財事務室特別嘱託などを経て2012年4月より現職。首都大学東京大学院博士後期課程単位取得退学。更新世から完新世への移行期における、人類の環境変動への適応行動の解明を目指している。また、こうした人類行動の地域的個性と、広域での共通性を明らかにするため、日本列島、ロシア極東、アメリカ合衆国グレートプレーンズなどの比較研究にも取り組んでいる。最近の学問的関心として、人類生態系、ヤンガードリアス期、大型哺乳類と人類との関係、人類の狩猟行動、などがある。2010年度より明治大学黒耀石研究センター員。 |
名前 | 大工原 豊 |
肩書き | 東京学芸大学教育学部非常勤講師・明治大学黒耀石研究センター研究員 |
プロフィール | 1961生まれ。國學院大學大学院博士課程後期単位取得退学。博士(歴史学)。安中市教育委員会企画管理係長(文化財保護主事・学芸員)を経て現職。専門は旧石器・縄文石器の研究とランドスケープ研究。特に、最近は縄文時代の流通システムに関心があり、黒曜石や硬質頁岩製の石器の流通と型式変容の問題などについて研究を継続中。また、岩宿フォーラム実行委員会のメンバーとして、群馬地域の旧石器研究を行う。2012年度より明治大学黒耀石研究センター員。 |
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