学内講座コード:17120010
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主催:
明治大学リバティアカデミー [ 明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス (東京都) ]
講座名:
【明治大学博物館入門講座】 使って楽しむやきもの講座3 伝統陶磁器の顧客価値―ヒト・モノ・コト―を考える
申し込み締切:
2017年05月29日 (月) 23:30
開催日時:
6月 6日(火)、 6月20日(火)、 7月 4日(火)、 7月18日(火)/15:00~16:30
入学金:
3,000円
受講料:
5,000円
定員:
20
講座回数:
4回
講座区分:
前期
その他:
補足:
-
【講座趣旨】
モノ余りの時代と言われる今日において、“これは” という価値ある商品として認められねば消費者のマインドを捉えられません。使い勝手やお手頃な価格だけではなく、商品の顧客価値は「ヒト」「モノ」「コト」というキー・ワードに表されるように、実に複合的な様相を呈するようになってきています。手作りゆえに製造コストの高い伝統的工芸品は、高付加価値商品としていち早く価格に見合う価値の提示を求められてきており、そのあり方を考える上で恰好の素材と言えます。この講座は、パート1、2に引き続き美術館や各種カルチャー講座にポピュラーな「古美術」とはまた違う、現代の商品の中に込められた「ヒト」「モノ」「コト」という価値を通して伝統陶磁器の理解を深めます。
※この講座は、割引対象外です。
(商品の実物に触れながら解説をおこないます)
【講義概要】
第1回 6月 6日(火) 顧客価値その7「ヒト」 陶祖伝承を探る
さまざまに脚色された陶業創始者の物語
そこから見えてくるものは何か?
第2回 6月20日(火) 顧客価値その8「コト」 九谷焼とは何か?
近代に発生した概念である「九谷焼」
今一つわかりにくいその実態は?
第3回 7月 4日(火) 顧客価値その9「モノ」 手仕事VS機械工程
なぜ“手づくり” である必要があるのか?
機械と手づくりの微妙な関係
第4回 7月18日(火) 顧客価値その10「モノ」 移り変わる器の形
蔵骨器から始まったやきものの用途
テーブルウェアとして今日に至る変遷を辿ります
【教材】
レジュメ資料
名前 | 外山 徹 |
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肩書き | 明治大学博物館学芸員・国際日本学部兼任講師 |
プロフィール | 商品部門(旧商品博物館)の担当学芸員として伝統的工芸品の製造技法、商品開発、流通・販売の現状や産地自治体の行政施策などの調査・研究に携わる。工芸品の文化を、過去の遺産ではなく、生きた文化財―すなわち現代日本における文化的所産として捉え、文化資源の活用による地域社会の活性化策について研究を進めている。 |
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